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平成31年 椿会長年頭所感

平成31年 年頭所感

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 新年を迎え、心よりお慶び申し上げます。

  平素より当協会の諸活動に対して、多大のご支援ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 

まずはじめに、昨年は「北陸豪雪」「大阪府北部地震」「西日本豪雨」「台風20号、21号」「北海道胆振東部地震」など大規模な自然災害にたて続けに見舞われました。被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

さて世界経済は、昨年初は、日米欧や新興国の経済が揃って拡大する「同時成長」にありましたが、米中貿易戦争で一転し、また米国の利上げが過大債務の新興国景気を下押し、IMFの世界経済見通しでは、2018年の年間を通しての成長率は3.7%0.2%下方修正しています。米中貿易戦争の今後の行方が大いに懸念されます。

一方、日本経済にも多発した自然災害の影響や米中貿易摩擦の影が秋口から数字に現れ始めました。9月安倍首相は自民党総裁選で3 選を決めましたが、これまでの選出時のように「アベノミックス」「新3本の矢」といった目立った経済ビジョンを発表することなく、手詰まり感が伝わってきます。産業界では、大企業で不祥事が次々と発覚し、また人手不足は深刻度を増し、外国人労働者の受入が国会で審議されています。

このように世界も日本も様々な大きな課題を抱えたまま年を越しましたが、いずれも解決策が見えている訳ではなく、その解決には時間を要しそうです。

一方今年から日本には、大きな変化点になりそうなことが控えています。まず51日に皇太子殿下が天皇陛下に即位され、新しい元号となります。10月には消費税10%への増税が実施されます。2020年の東京オリンピック開催に向けた総仕上げの年であり、2025年大阪万博開催も決定しました。産業界では、第4次産業革命とも言えるAIIOT、ビックデータ、ロボット、自動車のEV化などの技術革新の波、少子高齢化と物作り人材不足など、大波が一気に押し寄せてきています。

何れの課題も、その変化の行方を見通すことは極めて困難であると思いますが、変化への対応が夫々の立場で必要なことは間違いないようです。

そうした中、協会の立場で取組むべきことを模索しつつ、現在の事業を着実に進めて参ります。まず資格委員会事業として、昨年東京、名古屋、大阪の3ヶ所で各3回の講習会を開催し134名が受講され、今年2月21日に8回目の協会認定の検定試験を実施します。さらに厚生労働省が認定する社内検定を目指して実機を用いた実技試験の検討を進めます。また国際委員会事業として、より一層の成果のある交流を行うため、四地域ねじ協会と建設的な意見交換と交流のあり方を議論して参りますし、親密な交流と協力関係の継続に同意しているドイツねじ協会との交流も今年計画します。未来開発パブリシティ委員会では、当協会創業60周年記念事業への取り組みを開始します。今年も会員の皆様の積極的なご参加ご協力の下、様々な事業を継続して進めて参りたいと考えております。

 最後になりましたが、皆様の益々ご活躍とご健勝を祈念いたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。

                                          以 上

                               一般社団法人日本ねじ工業協会
                                  会 長 椿  省一郎