「ねじ」フォトコンテスト

普段あまり気にはとめない「ねじ」の存在、そんな「ねじ」にスポットライトをあて、日常のあらゆるシーンで活躍している「ねじ」を発見し、「ねじ」の偉大さを再確認しよう!
多数のご応募をいただいた中から、各賞の審査結果を発表いたします!
※写真をクリックすると拡大します。
最優秀賞 「めくってみると」 小林 隆之 氏
「めくってみると」
ブラウン監督も投げた野球のベースの裏側です。
野球場は、大きな建物ですから、当然たくさんのネジが使用されています。しかし、ネジの使用箇所は建物だけではありません。
このように、ベースが動かないよう支柱を取り付ける為にも使用されています。
よく考えれば滑り込んだ時に、ベースが動いては大変なので、固定するのは当然ですが、表の硬い布地をとめるためにもねじは使われています。
ざっと見ただけで、1つのベースに約30本。
このほかにも野球のグラウンドの下には、意外とネジが埋まっています。
2010年8月17日 京セラドーム大阪(大阪ドーム)にて撮影
優秀賞 3名
「メガネのねじ」 大賀 学 氏
「橋を留める」 大仁田 耕一 氏
「私たちを繋げたたった一つの宝物」 山下 正人 氏
「私たちを繋げたたった一つの宝物」
2009年、夏-
一世一代の大勝負、プロポーズ。
若干26歳。お金はないけど、彼女と結婚したい想いはいっぱいで、友人の1人にプロポーズと、指輪の相談をしたのが全ての始まりでした。
お金がないならナットの指輪あげたらいいよ。ドラマのプロポーズみたいで思い出にも残るし。」と言ってくれて、知り合いのねじ工場の方に相談をしてくれました。友人とねじ工場の方は、自分事でもないのにいっぱいのアイデアと、持っているたくさんの技術を注ぎ込み、一ヵ月後、『世界でひとつのねじの婚約ペアリング』を作ってくれました。
ねじはものとものを結びつける物。そんな思いも込めてナットではなく、ねじの指輪を完成させてくれました。
それを握り締めいざプロポーズ決行の日。
彼女は驚きながらも、僕の想いとその指輪を受け取ってくれました。
この先何十年と続く二人の愛が、その絆が、もしも緩みそうになったなら、もう一度、この指輪のねじを締めてずっと二人は離れないで生きていける。そんな二人の思い出と、みんなの祝福が詰まった、素敵なねじの指輪の写真です。
佳作 5名
「こんな右ねじ&左ねじが・・・(^ ^)」 青木 康至 氏
「『アルコール』とかけまして『ねじ』と解きます。その心は・・・」 磯部 加奈子 氏
「ファッションになったねじ」 宇野 義哲 氏
「ファッションになったねじ」
これは、ピンホールカラーシャツに使用するピンです。左側をよく見ていただくとねじになっています。
実は左右どちらもねじなんです。デザインの美しさを表したくて、あえて片方だけを見せました。サイズはねじ部が2mm以下で、全長は5センチほどです。
ピンホールカラーシャツとは、シャツの衿に穴が開いていて、そこに写真のピンを通して、その上にネクタイをするものです。このピンがあることによってネクタイが軽く持ち上げられ、衿元が引き締められる効果があります。さらに両サイドの銀色の頭の部分が、衿元の前面に見えます。ですので、全体の印象は非常にドレッシーになります。
僕の印象ではねじとは、様々な機械や建造物で無くてはならない名脇役です。しかしこのねじはファッションの面で主役級の活躍が出来ます。