幾何公差の講習会開催について
ねじ部品の精度保証は、適切な工程管理により行われています。
特に寸法精度は、2点間を測る寸法測定器具で管理されていますが、形状精度の管理は
幾何公差を測定・検証する機能ゲージその他の器具を用いなければなりません。
ねじ部品の図面指示の幾何公差には、位置度、真直度、振れなどがありますので、
これらの本質的な意味を理解し、適切な形状精度の管理が必要です。製造現場では
あらゆる工夫を凝らして管理がなされてはいるものの、幾何公差の正しい理解と適切な
測定・検証になっているのか疑問を抱かれる場面も少なくありません。
そのため、幾何公差の意味を理解し、適切な測定・検証を行うための講習会を、
日本ねじ工業協会と日本ねじ研究協会との共催で実施します。
記
日 時: 平成29年4月21日(金)13:30~17:00
場 所:大阪 鐵鋼會館 11階 5号・6号会議室
〒541-0057 大阪府大阪市中央区北久宝寺町3-5-12 御堂筋本町アーバンビル
(http://www.osaka-tekko.jp/access.html)
電話 06-6227-8221
内 容: 幾何公差の意味と指示内容の解釈について講習します。
特に、JIS B 1021(締結用部品-第1部:ボルト、ねじ、植込みボルト及び
ナット-部品等級A,B及びC)の幾何公差と、JIS B 1071(締結用部品-精度
測定方法)の測定方法とを関連付けてご説明します。
講 師: 大林 利一 氏(いすゞ自動車株式会社 スペシャリスト)
参 加 費: 一般社団法人日本ねじ工業協会及び日本ねじ研究協会会員は無料
一般の方は、1人 10,000円 (当日会場にて申し受けます)
申込方法: 別紙申込書に必要事項ご記入の上、4月7日(金)までに、ファックスで
お申し込み下さい。
なお、定員になり次第、申し込みを締め切らせていただきます。
また、会場の関係で申込み多数の場合には、調整をお願いする場合も
あります。
申 込 先: 一般社団法人日本ねじ工業協会
FAX:03-3434-0546
TEL:03-3434-5831
E-mail:honbu@fij.or.jp