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書籍「人生の『ねじ』を巻く77の教え」が好評発売中

2014年06月05日

今月6月1日はねじの日。ねじの日にふさわしい投稿が日東精工株式会社様より届きました。以下にご紹介いたします。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

ふだんは意識しないが、なくてはならない...それが、ねじ

「人生の『ねじ』を巻く77の教え」書籍を発売

日東精工株式会社

 日東精工株式会社は、「ねじ」にスポットを当てた自己啓発本「人生の『ねじ』を巻く77の教え」(日東精工企画室、ポプラ社)を2014年5月15日に発売しました。東京都内、京都、大阪市内の丸善、紀伊國屋など複数の有名書店で総合売上1位になるなど話題を呼んでいます。発売後1週間で増刷も決定しました。

 

  jinnseinonejiwomaku.jpgねじは、巨大なものから極小のものまでと大きさも形もさまざまです。自動車、家電、パソコン、携帯電話、医療機器、眼鏡...と、ありとあらゆるものに使われ私たちの暮らしを支えています。なくてはならない存在でねじが緩んだりはずれたりすれば事故につながるケースもあり、人の生き死ににもかかわるものでありながら、空気同様、ふだんその「ありがたみ」を意識する人が少ないのが現実です。

 

 「そんな大切なねじをつくるのであるから、生半可な気持ちでは作れない。ねじづくりの基本は人づくりである」であると、同社では特に「人財教育」に力を入れています。同社には「我らの道」「リーダーハンドブック」「経営幹部のガイドライン」「ザ・プロフェッショナルへの道」という社員研修用のオリジナルテキストがあります。これらは社員一人ひとりが必要とする技能の習得、また自己研さんにより誇りと責任を持って仕事に取り組んでいくための手引書となっています。それがたまたま、ポプラ社編集者の目に触れることになり、一般向けに1冊にまとめられ出版することとなりました。

 

 モノづくりは人づくりをキーワードに、開発のヒント、安全面へのこだわり、お客様への対応など、「人づくり」の社内ノウハウ等、大切にしてきた「モノづくりの心」を紹介しています。

   「拭く」と「磨く」の大きな違い

   固い漢字をやわらかく表現する

   惚れ込んでこそ一流になれる

   反省することとクヨクヨすることを取り違えない

   99%では安心できない

 ――などの言葉が並び、ジャンルでいえば「自己啓発」「ビジネスヒント」集になっています。読者からは、紹介されている教訓やエピソードが「話のタネに使える」、あるいは、「ニッポンのモノづくりの底力を感じ元気になる」と評判になっているようです。

 

 もちろん、ねじ会社ならではのエピソードやたとえも数多く載っていて、ねじについても学べるようになっています。ねじにも素材、大きさ、形で適材適所があるとか、「おねじ・めねじ」とねじにもオスとメスがあってパートナーが大事とか、強く締めればいいということでもなく時には緩むことも大事、などなど。ねじは人生と大いに重なりあう部分が多いことを紹介しています。

 

 以前、ニューヨークタイムズのミレニアム特集で、「ねじ」は、この千年の中で最高の道具とされました。ねじは、古くから火縄銃か甲冑など、常に時代のハイテク製品に使われていながら、地味な存在として扱われてきました。今回、こうしてねじがまたスポットライトが当たったことはまさに快哉を叫ぶ出来事です。

 

 同社広報では「今回『人生のねじを巻く77の教え』の出版で改めて、繋がり、人と人との絆の大切さを実感しました。企業は提供する製品やサービスを、お客様に評価をいただくことで存在します。基本は相手への思いや幸せを願って行動することで、その結果が地域や社会の発展につながっていきます。これを『絆経営』として取り組み、日東精工を『締結・組立・計測検査におけるナンバーワン企業』として、世界中のお客様から選ばれ、評価される存在となるように目指していきます。」としています。

 以上

 

関心をお持ちの方は、アマゾンからも入手可能です。

http://www.amazon.co.jp/人生の「ねじ」を巻く77の教え-一般書-日東精工株式会社-企画室/dp/4591140059/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1401965541&sr=1-1&keywords=日東精工