06.未来開発・パブリシティ委員会の特集記事
- 今日、6月1日は「ねじの日」
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今日は「ねじの日」です。
「ねじの日」は、ねじの製造者と商業者とで構成する「ねじ商工連盟」が1975年7月に「6月1日」を「ねじの日」として制定したことから始まりました。「工業標準化法」が1949年6月1日に施行され、JIS(日本工業規格)が制定されたことを記念して、「ねじ商工連盟」がこの日を「ねじの日」として宣言しました。
これは、今年の「ねじの日」に合わせて商工連盟が制作した記念品、クリアフォルダーです。
すでにお申し込みのあった会員の皆様にお届けしています。今年のデザインは、女性に人気があると伺っています。
今年は、日本ねじ工業協会として、東京ビッグサイトで開催されるMF-TOKYO2023に出展いたします。通算4回目、コロナ明けの4年ぶりのリアルな出展となります。
開催期間は2023年7月12日(水)から15日(土)
テーマは
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「この世はねじでできている」
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「ねじ発、サステナビリティ貢献」
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多くの人に、ねじの目指す姿を見ていただけたら幸いです。
ところで、メルマガ「会報ねじ」の読者の方から、「昨年から、弊社は、京都・綾部市に『ことばの泉・ねじ文庫』を開設しました。そこで、今年は、そこで、ねじの日から『ねじの絵本・おもちゃ展』を開催します」とのご案内をいただきました。
かつて、協会50周年の時には、「エッセイコンテスト」や「フォトコンテスト」を開催したことがありました。その結果、私たちが知らない ねじ のファンが大勢いらっしゃることを知って感動しましたが、その時のことを思い起こしました。他の企業様も、「ねじの日」企画がありましたら、お知らせいただけると幸いです。
ねじを支えていただいている全ての関係者の皆様に、感謝しつつ、本日の投稿とさせていただきます。
パブリシティ委員会事務局
- 藤田副会長の退任と、パブリシティ委員会新体制について
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藤田守彦副会長が理事・副会長・パブリシティ委員会委員長を辞することになり、5月に行われた第11回社員総会において承認されました。これに伴いパブリシティ委員会委員長には、高須俊行副会長(前未来開発パブリシティ委員会副委員長)が就任することになりました。とともに、今年7月に開催されるプレス板金フォーミング展MF-TOKYO2023の実行委員長には、平戸眞澄パブリシティ委員会委員(平戸製作所社長)が就任しました。
未来開発パブリシティ委員会は、今年度より名称をパブリシティ委員会と改め、新体制でスタートすることになりました。
尚、藤田前委員長は、今年のMF-TOKYOが終了するまでは、平戸実行委員長を支えるべくご尽力いただくことになっています。
さて、藤田前委員長には、2012年に未来開発パブリシティ委員会の田島祥一初代委員長のバトンを受け取ってから11年にわたり、かけがいのない推進力として委員会を引っ張っていただきました。
藤田前委員長は、初代田島委員長の活動方針を継承し、業界の地位向上のため、内部に向けた情報発信の強化充実と業界認知度向上を目指して、「会報ねじ」のIT化、メルマガ配信、55周年「ねじフォーラム」、3度のMF-TOKYOへの出展、千葉県現代産業科学館をはじめとする他団体の「ねじ企画展」への積極的な協力、「この世はねじでできている」のスローガンロゴの普及促進など、さまざまな活動を牽引していただきました。最近では、未来開発パブリシティ委員会委員長として60周年記念行事を担当し、会員アンケート、「協会変革ビジョン宣言」、記念座談会、記念誌の発刊など、コロナ禍においても無事に全ての行事を終了しました。
いつも口癖は「会員さんのために」、「会員さんのためのアウトプット」と、会員のために付加価値を増やすことに腐心して来られましたが、会員さんのお話をよく聞く姿勢や新会員さんに対する気配りなどを学ばせていただきました。パブリシティ委員会事務局としても大変にお世話になりました。感謝申し上げるとともに、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
パブリシティ委員会事務局(高橋)
- MF-TOKYO2023プレス・板金・フォーミング展、ねじのブースへのお誘い
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一般社団法人 日本ねじ工業協会(会長:佐藤 義則)は、7月12日(水)~15日(土)の4日間、東京ビッグサイトで開催される一般社団法人日本鍛圧機械工業会主催の国際展示会MF-TOKYO2023 プレス・板金・フォーミング展」に協賛団体として出展します。
同展示会は、隔年に開催されておりましたが、コロナ禍の影響で2019年から今まで、リアルな展示会は中止されておりました。この度は、4年ぶりのリアル開催となります。開催期間中には、是非、東京ビッグサイトへお運びいただきたくお願いいたします。
今年の日本ねじ工業協会の展示会場は、ビッグサイト東6ホールに設置されます。
現在、出展準備中ですが、今年のテーマは
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「この世は ねじ でできている」
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「ねじ 発、サステナビリティ貢献」
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2015年以来「この世は ねじ でできている」をスローガンに掲げ、「さまざまな産業を支える多様なねじ」をアピールしてきましたが、それに加えて、サステナビリティという社会の課題に答えようとしている ねじ にもフォーカスしてみました。一つひとつは小さな ねじ ではありますが、ねじの主体的な提案や技術開発の取り組みを意味する、「ねじ発」に込めた心意気を見ていただけたら幸いに存じます。
コロナは5類に移行しましたが、慎重にしてかつ充実した展示・会場運営にしたいと思っております。かつて実施したコマ大戦などのイベントは自粛し、代わりに展示の充実をはかりました。
ブース内のラウンジにテーブルを3つほど用意しますので、くつろぎながら、ねじのクイズに挑戦したり、ねじに関わる体験をお楽しみください。ねじのクイズは展示の中にヒントがあります。クイズの正解を当てた方には、カンバッジを差し上げます。
では、会場でお目にかかりましょう!
過去のMF-TOKYO2019、MF-TOKYO2017の様子はウェブ「会報ねじ」に掲載しております。
日本ねじ工業協会 パブリシティ委員会事務局
- 「少子高齢化時代の人材採用・人材活躍WG」が、女性活躍の公開セミナーを開催
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「少子高齢化時代の人材採用・人材活躍」ワーキンググループ(以下WG、グループリーダー:高須俊行富士セイラ社長)が、活動の一環として、興津螺旋株式会社 柿澤宏一社長をお招きし以下の講演会を開催しました。
講師 :興津螺旋株式会社 柿澤宏一社長(当協会会員)
演題 :演題:「女性技術者が活躍する会社というブランドができた意味
〜 少子高齢化時代に先駆けた女性活躍推進の成果と今後の課題 〜」
日時 :2023年2月24日(金)15時から16時30分
せっかくの機会であり、WGメンバー以外の方にも「会報ねじ」のメルマガでご案内し、ご希望の方には、オンラインで聴講していただきました。以下に「企画の狙い」「当日のご講演の内容」について簡単にご紹介させていただきます。
企画の狙い:
日本の生産年齢人口(15~64歳)は、2020年に7509万人となり、ピークだった1995年の8716万人に比べ1200万人以上(13.9%)も減少しました。これまで何とか労働需給のギャップを女性や高齢者が埋めてきましたが、これから本格的な労働力不足、人材確保が困難な時代を迎えます。
そのような時代に先駆けて、興津螺旋様は、早くから女性社員を採用し活躍できる環境を整えて来ました。現在、女性従業員比率は5割を超えています。その結果、ねじ製造技能員としてキャリアを積む女性も着実に増えており、彼女達は「ねじガール」としてメディアの注目も集めるようになりました。最近では、就職先として、女性が活躍する会社、女性が活躍できる会社というブランド認知を獲得しています。そこで、女性活躍の取り組みこの10年の努力と成果について柿澤社長に教えていただくという企画です。
当日のご講演の内容:
ご講演で柿澤社長は、女性採用の現在に至る経緯、女性が活躍できる環境や条件をどのように整えてきたか、女性が製造現場に入った結果、どのような変化が起こったか、経営にどのような成果をもたらしたか、今後の課題などについてお話をいただきました。
お話の一部を切り取ってご紹介しますと、女性が活躍できる条件作りでは、まず女性目線に立って重筋作業や危険作業をなくしました。その結果、社員の肉体的・精神的負担が低下し、男性の高齢者が働き続けることも可能になりました。また、女性が産休や育休をとりやすくするためにジョブローテーションを進めました。最初は導入に抵抗もありましたが、ジョブローテーションの結果、有休を取りやすくなることがわかると、積極的に推進してもらえるようになりました。複数の仕事を経験することで、社員にはより一層成長する機会が生まれ、部門間連携もスムーズに行くようになるという効果もありました。更に、女性の仕事の進め方は、これまでの仕事のやり方にも影響を与えました。品質向上、原価低減などでも大きな成果をもたらしたとのことです。その影に「言いたいことがあれば言う」という職場の文化を大事にする柿澤社長のリーダーシップがありました。
また、社長と一緒に講師を務めた森さんは、現在営業部員として活躍していますが、女性の立場から採用募集に応募した動機や、今の仕事のやりがいなどについてお話しいただきました。応募するとき、女性として働き続けることができる会社かどうか、ホームページやネットの情報を確認して「この会社なら」と思ったそうです。
講演の内容はご紹介しきれませんが、ご講演の後にはたくさんの質問が寄せられ参加者の皆さんの関心の高さを感じました。
柿澤社長、森さん、貴重なお話をありがとうございました。益々のご発展をお祈りしています。
(未来開発パブリシティ委員会事務局)
講師の柿澤社長と営業部員として活躍する森さん
- 未来開発パブリシティ委員会が「ねじ中小企業のための情報セキュリティ講習会」を開催
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去る12月5日(月)、未来開発パブリシティ委員会(委員長藤田守彦副会長)は、「ねじ中小企業のための情報セキュリティ講習会」を開催しました。
近年、中小企業のIT化が進む一方、サイバー攻撃の巧妙化、悪質化などにより事業に悪影響を及ぼすリスクが高まっています。昨今のサイバー攻撃の特徴は、本来の標的を直接狙わず、セキュリティ対策が脆弱な取引先の隙をついてくることです。今年、下請け企業のシステムがウイルスに感染し、大手自動車メーカーが操業停止に追い込まれたことは、まだ記憶に新しいことです。
今回のセミナーは、中小企業においても喫緊の課題となったサイバーセキュリティ対策について総合的に学ぶことを目的に、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)セキュリティセンター・中小企業支援グループの芳賀政伸先生を講師にお招きいたしました。また、ねじ中小企業のために広く聴講できる機会を提供したいという狙いから、日本ねじ研究協会と共催し、両協会の会員に参加を働きかけました。その結果65名の方が参加し、会場の機械振興会館あるいはオンラインで聴講しました。参加者には、経営上のリスクに関心の高い経営者のみならず、ITや情報システム担当部署をはじめ、総務、営業、調達部門などで、実務に携わる方々も多くみられました。
冒頭、未来開発パブリシティ委員会副委員長(高須俊行副会長)から、「ネットワーク社会の高度化と共にサイバーセキュリティが重大な問題になった。攻める側も進化しており、防御する側も進化しなければならない。これを機会に日々新たに学び対策をして行きたい」とあいさつがあり、その後、芳賀政伸先生の講演となりました。
以下、講演内容の概略となります。
最新の情報セキュリティ10大脅威(組織向け)の中から、特に、「ランサムウエアによる被害」(暗号化によりシステムを使用不可能にした上で身代金の要求などの手口)、「標的型攻撃による機密情報の窃取」「サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃」、「ビジネスメール詐欺による金銭被害」などの脅威について詳しい説明がありました。このように多数の脅威があるが、いずれも攻撃の手口は似通っており、以下の情報セキュリティ対策の5つの基本をしっかり行うこと大切になります。5つの基本とは「ソフトウエアの脆弱性を解消するためソフトウエアの更新」、「攻撃をブロックするセキュリティソフトの利用」、「パスワードの管理・認証の強化」、「誤った設定を攻撃に利用されないように見直しをすること」、「罠にはまらないように脅威・手口そのものを知ること」になります。
以上の現況を踏まえ、中小企業も組織的に情報セキュリティ対策を講じて行く必要があります。IPAが実施した調査によると、中小企業の約3分の1が過去3年間に情報セキュリティに対する投資をしていないそうです。しかし、中小企業がターゲットにされて、取引先攻撃の踏み台にされる現状を見ると、中小企業の組織的な対策は急務とされています。そのためIPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、中小企業向けサイバーセキュリティ対策推進事業として「平時の組織的対策の推進」(SECURITY ACTION制度)と「事後の対策支援」(お助け隊サービス制度)を推進しています。これらの支援の一環で「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」(ハンドブック)や「5分でできる情報セキュリティ自社診断」などの情報提供をしています。これらを使って、まずは自社の対策に取り組むことを自己宣言し、強い組織を目指して欲しいと芳賀先生は講演を結びました。
「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」や「5分でできる情報セキュリティ自社診断」などの中小企業支援ツールは、IPAのウェブサイトから入手が可能です。セミナーに参加できなかった方々も、是非チェックしていただけたら幸いです。
https://www.ipa.go.jp/security/keihatsu/sme/guideline/index.html
未来開発パブリシティ委員会は、引き続きこのようなテーマ研修の機会を提供して参りたいと思います。ご要望をお寄せいただけると幸いです。
(未来開発パブリシティ委員会事務局/高橋)
- 千葉県立現代産業科学館の「ねじ企画展」ー 協会・会員提供資料の展示コーナーの様子 ー
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日本ねじ工業協会会員及びねじ関係企業の協力の下、千葉県立現代産業科学館の令和4年度企画展「ネジる ツナガる-モノ×ネジ×ヒト-」が10月15日から始まりました。その様子はこちらからご覧ください。
ここでは、「思いを、ツナグ」に焦点を当てて、その様子をご報告させていただきます。
「思いを、ツナグ」とは、さまざまな分野・さまざまな現場の人々の思いを、ツナグことで実現するねじを紹介するコーナーになっています。例えば、医療の現場では「患者の負担を軽くしたい」とか、「宇宙開発の夢を実現したい」とか、あるいは「環境負荷を軽減したい」とか・・・人々の思いをツナグねじの貢献をご覧いただくコーナーとなっています。
この展示エリアには、日本ねじ工業協会と会員企業が中心になり、資料を提供させていただきました。以下に、説明パネルと展示資料を紹介させていただきます。
1:ねじは生活の部品
回すだけで、固定したり外したりできるというねじは、私たちの暮しのさまざまな課題を解決し、ニーズに応える'ねじ'は生活に不可欠な部品。工具がいらないねじ、美しさを追求したアクリルねじなどを展示。
株式会社オー・ピー・ジ(蝶ボルト・ナット他日常生活を支えるねじ)
興津螺旋株式会社(樹脂製ねじ)
2:走りを追求したい
スポーツ自転車などのチューニングに使われる「競技用チタン合金ボルト」、装着されている自転車も展示。
興津螺旋株式会社(競技用チタンボルト)
3:薄くて美しいねじが欲しい
頭を薄くしつつ首の強度を保つ「薄頭ねじ」。家電の省エネ、軽量化、デザイン性などの要求に応えます。
クラウン精密工業株式会社(薄頭ねじ)
4:ゆるみにくさと、耐震性、作業効率を両立したい
ゆるみにくく、締めやすく、戻しやすい。木造建築、高層建築などに活用されている「軽量・高強度ワッシャ-一体型緩み止めナット」。
株式会社オー・ピー・ジ(耐震ゆるみ止めねじ)
5: 製造工程を簡単にしたい
セルフタッピングねじは、ねじ込みながら雌ねじを切っていきます。締結する素材によって、それぞれ独自の課題を解決する必要があります。一つは柔らかい樹脂に、もう一つはアルミなどの軟質金属素材に、セルフタッピングを可能にした事例を紹介しています。
日東精工株式会社(樹脂用セルフタッピンねじ、軟質金属用セルフタッピンねじ)
6:自動車をより軽くエコにしたい
自動車のCO2排出量削減のための軽量化にも'ねじ'が貢献します。一つはアルミボルト。鉄より強度が劣る点を補い、アルミのメリットを引き出しています。もう一つは、ハイテン材(高張力鋼板)薄板用圧入ナット。溶接ナットの問題を解決しています。
メイラ株式会社(アルミ製ボルト)
西精工株式会社(圧入ナット)
7:線路をしっかり固定したい
新幹線の線路などに使われている「ゆるみ止めナット」。線路の模型で、どのように装着されているのか、じっくり見ていただくことができます。
株式会社イチヤナギ(レール固定用ゆるみ止めナット)
8:水や油が侵入しないねじが欲しい
「防水機能付きねじ」。そのねじを使用したボックスを水槽に沈めて、防水性能を見ていただきます。
富士セイラ株式会社(防水ねじ)
異金属の接触による電食防止のために、頭部外周を樹脂で覆ったねじ
メイラ株式会社(防水ねじ)
9:長期間振動してもゆるまないねじが欲しい
製造装置や自動車に使用されるラチェット機構付き緩み止めねじ。長期間の振動によっても、ゆるまないようにします。
富士セイラ株式会社(ラチェット機構付きゆるみ止めねじ)
10:過酷なモータースポーツに耐えるねじが欲しい
市販車をレース仕様にチューニングするためのシリンダーヘッド用ボルト・ナット。振動や熱などの悪条件に耐える性能が要求されます。
株式会社河坂製作所(モータースポーツ向けシリンダーヘッド用ボルトナット)
11:海水を浴びつづけてもさびないように
トンネルや橋、海洋建造物、石油プラントなど、過酷な環境下で使われている「防錆ねじ」(緑色のボルト・ナット)。特殊フッ素樹脂コーティングが施されています。塩水噴霧試験結果も展示しました。
株式会社竹中製作所(防錆コーティングねじ)
12:宇宙の特有の厳しい要求に応えるねじが欲しい
ロケット先端の人工衛星を放出する部分(フェアリング)に使用されている「ノッチ付きボルト」や、宇宙ステーションを隕石の衝突から守るバンパーパネルに使用されている「宇宙ステーションバンパー固定ボルト」を展示。
メイラ株式会社
(宇宙ステーションバンパーパネル固定ボルト、実験用ラック固定器具、
フェアリング固定ボルト)
13:もっと、もっと小さいネジが欲しい
極小ねじの締め付け体験も提供しています。
日東精工株式会社(極小ねじ)
14:「僕の足にはボルトが入っているんだ」
骨折の手術に使われる「整形外科用骨折治療材料」、骨折治療材料(インプラント)(下右写真)と、外科手術器械(下左写真)とインプラントの装着模型(左写真奥)を展示しています。
東海部品工業株式会社(骨折治療材料、外科手術器械)
15:プラスチックでつくるねじだからできること
プラスチックには電気絶縁性、耐食性、低い熱伝導性など、金属と異なる多くの利点があります。これらの利点を活かしてさまざまな用途に貢献するさまざまなエンジニアリングプラスティックねじを展示しています。
株式会社丸ヱム製作所(各種エンジニアリングプラスティックねじ)
以上
- 千葉県立現代産業科学館の「ねじ企画展」が10月15日より始まりました。
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日本ねじ工業協会会員及びねじ関係企業の協力の下、千葉県立現代産業科学館の令和4年度企画展「ネジる ツナガる-モノ×ネジ×ヒト-」が10月15日から始まりました。
当企画展では、大きさも働きも多種多様なねじが、見えないところで私たちの生活を支え、物だけではなく、人の思いをつないでいることを、わかりやすい展示と楽しい体験をとおしてご紹介しています。展示会場には、ねじの歴史、ねじの原理、さまざまな種類のねじ、未来のねじ技術など、広範囲にわたる資料が展示されると共に、「体験コーナー」ではねじを体験的に学ぶことができます。
会場には、親子、ご家族連れで熱心に見学する姿がありました。
日本ねじ工業協会会員による資料提供エリアの様子
日本ねじ工業協会会員による資料提供エリアの展示状況については、別途まとめましたので、こちらをご覧ください。
開催の概要
令和4年10月15日(土)~12月4日(日) ※月曜日休館(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)
開館時間 9:00 ~ 16:30(入館は16:00 まで)
会 場 現代産業科学館 企画展示室ほか 047-379-2000(代表)
企画展開催中の 一般:500円(400円)
入場料について 高校・大学生:250円(200円)
( )内は団体(20名以上)料金
※中学生以下、65歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方と
その介護の方は無料
※11/3(文化の日)は入場無料(駐車場は有料)
アクセス 千葉県市川市鬼高1−1−3
JR総武線 下総中山駅または本八幡駅から徒歩15分
都営新宿線 本八幡駅から徒歩20分
京成本線 鬼越駅から徒歩13分
千葉県立現代産業科学館は、千葉県内の産業技術を後世に伝える使命を持って設立されました。館内では現代産業の歴史、先端技術を学び、科学技術の原理やしくみを体験しながら学習ができます。首都圏からのアクセスもよく、千葉県外からも見学のお客様が増えているとうかがっています。
リーフレット
- 10月15日から千葉県立現代産業科学館の「ねじ企画展」が、まもなく開催されます。
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まもなく、千葉県立現代産業科学館にて、「ねじ」をテーマにした今年度の企画展「ネジるツナガる −モノ×ネジ×ヒト-」がはじまります。
現代産業科学館では、2022年10月15日からの開催を前に、現在、飾り付けなど準備の真っ最中です。
完成したばかりの、A4版4ページのパンフレットをいただきましたので、以下にご紹介させていただきます。
同企画展には、日本ねじ工業協会会員の14社様から展示資料提供のご協力をいただきました。ご協力をいただいた各社の皆様につきましては、すでに、以下の「会報ねじ」にてご紹介させていただいております。
千葉県立現代産業科学館「ねじ企画展」のご案内 −日本ねじ工業協会が出展協力−
先週末、藤田守彦副会長と事務局が訪問させていただいたところ、各社様の展示資料は、協会が提供する説明パネルと共に、全て飾り付けを終了し開催を待つばかりとなっていました。展示にご協力をいただいた各社様には、展示資料の準備、搬入、飾りつけ指導と、さまざまご配慮を賜りありがとうございました。
いずれまた、同企画展の状況をご報告させていただきます。
以上
- 【材料等価格値上げに伴う製品価格転嫁問題ワーキンググループ】立ち上げ会合を実施
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未来開発パブリシティ委員会(藤田守彦副会長)は、昨日(9月27日)、【材料等価格値上げに伴う製品価格転嫁問題ワーキンググループ】を立ち上げるため、第1回目の会合をオンラインで実施しました。
昨年度の協会変革ビジョンの発表以来、二つ目の小グループによるワーキング活動が立ち上がったことになります。これは、1社では解決できない問題を、関心を持つ会員自らが小グループで話し合い、解決の努力をして行く活動です。先般、「材料値上げにもかかわらず、納入先に対する製品価格値上げ交渉が難航している」との会員の訴えを受けて、会員アンケートを実施しました(「会報ねじに」結果を掲載)が、そのアンケートの中で、ワーキンググループへの参加を打診したところ、26社の会員の方から「参加したい」、「参加を検討したい」との意向が寄せられました。その方々に呼びかけ、この1回目の会合となりました。
期末を控えて、参加者は極めて少数ではありましたが、活発な発言が行われ、第2回目を実施する方向が示されました。以下、話し合いの内容を要約いたします。
ワーキンググループ発足の経緯について
・ 藤田守彦副会長(未来開発パブリシティ委員長)から発足の意義について説明があり、材料値上げに対するねじ商連の活動、経済産業省の政策についても紹介があった。
・ なお、経済産業省は、「9月は『価格交渉促進月間 -価格転嫁を実現し、未来へ続く関係を-』とするホームページを掲載し、「中小企業における賃上げを実現するためには、下請中小企業が付加価値を確保できるよう、コストの適切な価格転嫁が必要不可欠です。」との考え方を表明している。そして、発注側企業への価格交渉及び価格転嫁への積極的な対応要請を行い、「フォローアップ調査」を実施。親企その結果を親企業に対し公表や「指導・助言」を行って行くとしている。
・ 我々もこのような機運に、値上げ交渉の実態を共有し、有益な対策をするための議論をして行く必要がある。そのためにWGを活用して欲しい。
現状認識と今後の進め方に関する意見
・ 今回材料値上げと言われているが、実際には、材料以外にも熱処理、表面処理、梱包資材、電気代、ガス代、運賃など生産活動に必要な、材料、副資材、エネルギー費用など全ての値上げである・・・などなど、現状に関する訴えがあり、アンケートの内容についても共有した。
・ WGを「材料」に限定しない名称にしてはどうか。
・ このような場ができるのはありがたい。値上げに対してもさまざまな経営努力がされていると思うが、このような場で、合理化なども含めた対応策のアイデアや実際について意見交換したい。
・ 経済産業省がかなり明確な方針を示してくれた。これを機会に我々自身も、具体的な問題を共有して適切な交渉を進められるように準備する必要があるのではないか。
・ ともかく、定期的に会合をもち、問題を共有することは意味があると思う。このワーキングのみならず、「少子高齢化時代の人材採用・人材育成」WGにも参加してみたい。
次回会合について
以上の議論を踏まえ、2回目の会合を行うことといたしました。経済産業省の施策の進展を見ながら、次回開催のタイミングを図り、藤田副会長(ワーキンググループ支援事務局)から、参加意向がありながら参加できなかった方々にも、再度、参加を呼びかけることにいたしました。
以上
- 千葉県立現代産業科学館「ねじ企画展」のご案内 −日本ねじ工業協会が出展協力−
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千葉県立現代産業科学館において、年に一度の「企画展」がまもなく開催される予定です。令和4年度の企画展は「ねじ」がテーマとなり、日本ねじ工業協会として出展のご協力をさせていただくことになりました。資料展示やワークショップのため会員企業13社が参加することになり、その準備を進めています。
現代産業科学館の「ねじ企画展」の実施概要は以下の通りです。
令和4年度企画展「ネジる ツナガる-モノ×ネジ×ヒト-」を開催いたします。
今年度の企画展では、大きさも働きも多種多様なねじが、見えないところで私たちの生活を支え、物だけではなく、人の思いをつないでいることを、展示と体験をとおして「楽しく」「わかりやすく」紹介します。
令和4年10月15日(土)~12月4日(日) ※月曜日休館(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)
開館時間 9:00 ~ 16:30(入館は16:00 まで)
会 場 現代産業科学館 企画展示室ほか
企画展開催中の 一般:500円(400円)
入場料について 高校・大学生:250円(200円)
( )内は団体(20名以上)料金
※中学生以下、65歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方と
その介護の方は無料
※11/3(文化の日)は入場無料(駐車場は有料)
アクセス 千葉県市川市鬼高1−1−3
JR総武線 下総中山駅または本八幡駅から徒歩15分
都営新宿線 本八幡駅から徒歩20分
京成本線 鬼越駅から徒歩13分
千葉県立現代産業科学館は、千葉県内の産業技術を後世に伝える使命を持って設立されました。館内では現代産業の歴史、先端技術を学び、科学技術の原理やしくみを体験しながら学習ができます。首都圏からのアクセスもよく、千葉県外からも見学のお客様が増えているとうかがっています。
展示会場には、ねじの歴史、ねじの原理、さまざまな種類のねじ、未来のねじ技術など、広範囲にわたる資料が展示されると共に、ワークショップでねじを体験的に学ぶことができます。
開催期間中に、ご家族と一緒にお出かけになってはいかがでしょうか?
出展協力をいただく会員企業様は以下の通りです(あいうえお順)。
ねじ資料展示協力(会社名と提供資料)
・株式会社イチヤナギ レール固定用ゆるみ止めナット
・株式会社オー・ピー・ジ 耐震ゆるみ止めねじ、
蝶ボルト・ナット他日常生活を支えるねじ
・興津螺旋株式会社 競技用チタンボルト、樹脂製ねじ
・株式会社河坂製作所 モータースポーツ向けシリンダーヘッド用ボルトナット
・クラウン精密工業株式会社 薄頭ねじ
・株式会社竹中製作所 防錆コーティングねじ
・東海部品工業株式会社 骨折治療材料、外科手術器械
・ 西精工株式会社 圧入ナット
・日東精工株式会社 樹脂用セルフタッピンねじ、
軟質金属用セルフタッピンねじ、極小ねじ
・ 富士セイラ株式会社 ラチェット機構付きゆるみ止めねじ、防水ねじ、
・株式会社丸ヱム製作所 各種エンジニアリングプラスティックねじ
・メイラ株式会社 フェアリング固定ボルト、
宇宙ステーションバンパーパネル固定ボルト、
アルミ製ボルト、防水ねじ
・松菱金属工業株式会社 ねじ材料(冷間圧造用鋼線)
ワークショップ協力
・日東精工株式会社 ねじづくり体験、極小ねじ締め体験
・橋本螺子株式会社 ねじブロック体験
以上