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03.コミュニケーション広場(私の趣味)

香港が「5地域ねじ協会交流大会」を開催

 「五地域ねじ協会交流大会」に参加した 瀧 篤人委員(未来開発パブリシティ委員会)から同行取材記事が届いています。以下に紹介させていただきます。

尚、写真は 藤田 守彦 副会長(未来開発パブリシティ委員会委員長)からお預かりしています。その中から幾つか写真を選ばせて頂きましたので掲載させて頂きます。

 

◇   ◇   ◇

 

「5地域ねじ協会交流大会」

瀧 篤人

(株式会社南勢 代表取締役社長)

 

 10月11日(日)から14日(水)まで香港に行きましたので報告します。

 

 12日(月)に香港コンベンション・エキジビジョンセンターにて「5地域ねじ協会交流大会」が開催され、日本ねじ工業協会からは相澤会長はじめ会員の皆様、ねじ工業協会事務局、報道関係の総勢30名が参加致しました。

 ( 5地域のねじ協会代表の皆様 ) 

 各国のねじ業界の状況報告及び意見交換が行われ、技術セミナー、パネルディスカッション方式の事業継承の体験、活発な質疑応答、そして記念品の交換が行われました。

 ( 技術セミナーにて大磯専務プレゼン ) 

 

 懇親晩餐会は「珍宝王国」で盛大に行われました。

 ( 懇親晩餐会の会場となったレストラン ) 

 ( 懇親晩餐会にて、ご当地の衣装で記念撮影 ) 

 ( 懇親晩餐会にて、相澤会長他5地域ねじ協会の代表の皆さん ) 

 

 13日(火)は 中国広東省にある クラウン精密様、田中熱工様の中国工場の見学をしました。

 ( 広東省のクラウン精密工業様現地法人を訪問 ) 

 ( 広東省の田中熱工様現地法人を訪問 ) 

 

夜は有志の皆さんと「百万ドルの夜景」を満喫してきました。
噂通りの絶景でしたが、写メを撮って確認しても肉眼で見た絶景とはほど遠く、やはり真実は自分自身の目で確かめてこそと、「百万ドルの夜景」から学んだような気がします。

  

 交流大会に参加して感じたこと・・・・

 「5地域ねじ協会交流大会」に参加をするのは二回目ですが、昨年と同様に感じたことがあります。一般の私達は晩餐会での交流が主となりますので、言葉の壁を取り除いて頂けるよう各テーブルに通訳の人を付けて戴くとありがたいです。

 参加国の皆さんは、業界を含め日本以上に経済が低迷しているのに、大変元気で躍動感に満ち溢れ、こちらが付いて行けないほど盛り上がっていました。先行きに不安を感じて消極的になるより、もっと前向きに開き直りの精神で頑張らないといけないと感じました。

   

 最後に・・・・

 皆様と無事に帰国出来ましたことに深く感謝致します。

 ねじ工業協会事務局の皆様お骨折り戴き、誠にありがとうございました。

 ( 記事を書いていただいた瀧委員 ) 

私の趣味は、「飛び込み」
2013年11月09日    カテゴリ:03.コミュニケーション広場(私の趣味) 

株式会社河坂製作所 田坂 智

 

◇ 長女の「初心者飛び込み教室」を見学し、自分もやってみたい。

 私の趣味は「飛込み(diving)」です。飛込みは、弾力性のある飛板(spring board)や、固定台(platform)からプールに入水して、技の美しさを競うスポーツです。水しぶきをあげない入水を「ノー・スプラッシュ」と呼び、高い評価点をもらえます。
 この競技と出会ったのは、今から10年以上前になります。自宅近くにある相模原総合水泳場で「初心者飛込み教室」が開かれ、当時小学生だった私の長女が、これに参加しました。私も少し興味があったので教室を見学しに行ったところ、受講者が楽しそうに練習をしている風景が、目に入ったのです。「面白そうだな。自分もやってみたいな。」と思い、次の回の飛込み教室に申し込んだ事が、飛込みを始めるきっかけとなりました。

2013.12.14.jpg 教室に入って最初に習うのは「棒飛び」です。これは、上体をまっすぐに立てた姿勢でジャンプし、体を一本の棒のようにしてつま先からプールに入ります。地味ですが、大切な基本練習です。次に習うのが「前入水」で、手のひらを頭上で組み、そのまま体を前屈して入水し、プールの底(深さ5m)まで潜ります。逆に、プールを背にして体を倒すのが「後入水」です。背打ちのような状態になるので、前入水より少しだけ勇気が必要です。私はこういった運動が性に合っているのでしょうか、繰り返し練習をしている内に、もっと色々な事を覚えたい、と考えるようになりました。そこで、相模原ダイビングチーム(SDT)というクラブに入って、本格的な指導を受ける事にしました。

 

 ◇ 「痛い!」失敗、乗り越え大会入賞

 SDTの練習は、平均週1回・毎回2時間程度です。飛込みの練習と言うと、10mの固定台から飛ぶ姿を想像する方が多いのですが、飛板での練習が中心です。なぜかと言えば、固定台が自分自身の力だけでジャンプしなければならないのに対し、飛板は板ばねの力で体を持ち上げてくれるため、回転や捻りが容易で、技を習得し易いからです(マット運動よりも、トランポリンの方が空中回転し易いように)。もちろん、固定台からの基礎練習も重要ですが、やはり飛板の練習回数が多くなります。飛板を上手に使いこなせれば、固定台も自然と上達する、という説もあります。2013.12.14-2.jpg

 さて、その飛板での練習ですが、大抵は自分の出来る種目の反復練習です。たまに新しい技や難しい技に挑戦しますが、緊張のあまり失敗する事が多々あります。失敗して背中を水面に打ちつけた時の痛みと言ったら、ハンパじゃありません。背中が真っ赤になり、内出血する事もあります。大失敗をすると、恐怖心からしばらくの間新しい技への挑戦は控えます。こんな事の繰り返しでなかなか上達しないのが実情ですが、種目がそろえば試合に出場出来ます。私も、年間3~4試合ローカルの大会に出場しています。SDTの熱心なコーチ陣と良い仲間に恵まれ、おかげ様で何度か入賞をする事が出来ました。
 

 ◇ 飛込競技の内容を知れば、観戦も楽しめます。

 では、ここで飛込競技について、説明させていただきます。
1)競技種目

 男女とも飛板飛込(高さ1m、3m)と高飛込(高さ5m、7.5m、10m)の2種目で、それらに二人で演技を行なうシンクロナイズドダイビングが加わり、計4種目です。

2)技の種類と型

★技の種類
1群 前飛込 Forward 飛込台から前に向いて、前方に回転する 
2群 後飛込 Back 飛込台から後に向いて、後方に回転する 
3群 前逆飛込 Reverse 飛込台から前に向いて、後方に回転する 
4群 後踏切前飛込 Inward 飛込台から後に向いて、前方に回転する 
5群 捻り飛込 Twist 1群から4群までの種目に捻りを加える 
6群 逆立ち飛込 Armstand 飛込台上で逆立ちをしてから演技を行う(高飛込のみ)
★型
A 伸び型 Straight 腰および膝を曲げず、両足をそろえた型
B えび型 Pike 身体を腰で折り、膝を曲げず両足をそろえた型 
C 抱え型 Tuck 身体を小さく丸め、膝を曲げた型
D 自由型 Free 捻り飛込で、A・B・Cいずれの型を組み合わせても良い

3)演技番号

 飛込みの演技種目は、105B 、5233Dのように数字(捻り技のみ数字4桁で、後は全て3桁の数字)とアルファベットを組み合わせた演技番号で表わします。数字は技の種類、アルファベットは型を意味します。

例えば、105B(前宙返り2回半えび型)は、
1:演技群(1群~4群)
0:途中宙返りの有無(0=無し、1=有り)
5:宙返り数(0=無しを基準に、半回転毎に+1 従って1回は「2」、2回半は「5」)
B:型(A~C)
という意味です。

4)競技方法

 大会の規模によって異なりますが、公式戦では飛板飛込、高飛込とも6種目の演技を行ないます。(各群から1種目ずつ選択。従って、飛板飛込は、いずれかの群を2種目飛ぶ事になります。)ローカルな大会では、3~5種目の演技が多いようです。

5)採点

 全ての演技には、難度に応じて「難易率」が決められています。当然、難しい演技種目ほど難易率が高くなり、例えば、3m飛板で301C(前逆飛抱え型) は1.8、305C(前逆宙返り2回半抱え型)は2.8です。この難易率と、審判の評点(10点満点で、0.5点刻みの採点)を掛け合わせたものが、得点です。例えば、3m飛板の301Cで、仮に5人の審判全員が7.0と採点した場合、その最高と最低を切り捨てますので7.0点×3人=21.0点が、評点。そして難易率1.8ですから、
 21.0点×1.8=37.80点がその種目の得点になります。
他の演技競技と比べて飛込競技の厳しい点は、一瞬の演技にもかかわらず、少しの失敗で大きく減点されるところです。例えば、機械体操の跳馬で着地を失敗しても、余程の事がなければ、0点にはならないと思います。ところが、飛込競技で入水を失敗(大きな水しぶきをあげるなど)すれば、ほとんど0点に近い採点です。
2013.12.14-3.jpgあるいは、フィギュア・スケートで事前申告した技以外(たとえば回転不足)の演技をした場合、「その技だけ」30%~60%の減点です。一方、飛込競技でひねりが90°以上不足すれば、演技全体が0点です。また、飛込みに「加点」はありません。私のような愛好者でも、オリンピック選手でも、採点は最高10点で、それに難易率がかけられるだけです。

 

◇ これからの日本の有望種目として応援して行きたい 

 最後になりますが、日本の飛込競技は、選手層の薄さと練習設備の少なさから、なかなか世界の頂点を極める選手が現われません。しかしながら、オリンピック・世界選手権での器械体操やフィギュア・スケートの活躍を見ても分かる通り、技の美しさを競う競技という点では飛込みも同じですので、日本人の有望種目だと思います。2020年の東京オリンピックでは、是非、表彰台にあがるような選手が出てもらいたいものです。

以上

 

サーキット走行の魅力
2013年08月26日    カテゴリ:03.コミュニケーション広場(私の趣味) 

 

興津螺旋株式会社 柿澤宏一様から投稿をいただきました。
サーキットを知らない人にも魅力が伝わってきます。
投稿ありがとうございました。
 
 
サーキット走行の魅力
 
興津螺旋株式会社
柿澤宏一
 
 私の趣味はサーキット走行です。月に一度はマイカーを御殿場の富士スピードウェイに持ち込んでスポーツドライビングを楽しんでいます。
 
 小さい頃からクルマが好きで、大人になったら絶対スポーツカーに乗りたいと思っていました。社会人になり、憧れのスポーツカーのハンドルを握るという夢が叶いました。走る、曲がる、止まる、すべての性能がとても高いスポーツカーをイメージ通りに操れたときの快感は何にも例え難いものです。初めの頃は近くの峠道で運転の練習をしたり、長距離のツーリングに出掛けたりしていましたが、運転に慣れてくると自分のクルマの限界の性能を体験したくなってきます。しかし一般道ではその性能を発揮することはできません。交通ルールを破って、無理してクルマを壊したり、他人を巻き込んで迷惑をかけたりしたら大変です。フラストレーションを感じていたそんな時に知り合ったスポーツカー乗りの人の誘いにより、富士スピードウェイでの走行会に参加しました。それがサーキットとの出会いです。あれから10年以上が経ちます。
 
 サーキットを走る時に感じるのは、どんなにスピードを出しても誰からも咎められない自由、そしてサーキットが如何に安全かということです。速いスピード=危険と考えがちですが、制限速度が定められている一般道と異なり、サーキットは想定される走行速度に基づいてコースが設計されています。またコースアウトしても安全に停止できるエスケープゾーンが設けられています。そしてなにより、サーキットは一方通行なので対向車がいません。こうして、速いところでは時速200キロ以上、クルマによっては300キロ近い速度が出ても安全に走行できるようになっているのです。ただし、油断やムリは禁物です。私たちはプロのレーシングドライバーではありませんので危険を冒してまで前のクルマを抜かしても誰も褒めてくれません。特に性能の近いクルマと出会うと、負けたくないという思いからついアツくなってしまいがちです。そんな時はミスしてクラッシュしたのちに修理代として支払うであろう一万円札の枚数を頭に浮かべて落ち着くようにしています。ルールとマナーを守り、絶対に車をぶつけないこと、自走して帰ることが一番良いことです。私は主に、周回のタイムを計測しながらコースの攻略を楽しんでいます。速い人の後ろについてラインを学習したり、ブレーキングのポイントを早めたり遅らせたり、いろいろ試すことでタイムを短縮できるとさらに楽しくなります。モータースポーツという言葉の通り、サーキット走行は体力を消耗し、汗もかきます。ですから走行後には心地よい疲れと爽快感を感じてスカッとするのです。
 
Circuit2013.8.26.jpg
 
 サーキットに興味があっても、何となく近寄りがたいイメージがあるかもしれませんが、行ってみるとそうでもありません。サーキットには皆さんが安心してクルマを楽しめる仕組みがいろいろあるのです。スタッフの運転に同乗する「同乗走行」、ペースカーの後を自分のクルマで走行する「体験走行」では気軽にサーキットの雰囲気を味わうことができます。本格的に走ってみたくなったらライセンスを取得すれば良いでしょう。一度講習を受けるとライセンスが発行され、スポーツ走行枠での走行が可能となります。ライセンスがなくても、カーショップなどが主催する走行会に参加するという方法もあります。若者のクルマ離れが話題となっている昨今では、一般の人にとってサーキットはかなりフレンドリーになってきたように感じます。
 
 最後に、費用の話を少し。クルマさえあれば、サーキット走行1回あたりにかかる費用は走行チケットと燃料代で、ゴルフ1回とあまり変わらないと思います。ただし、サーキットではクルマの消耗が早いので、タイヤ、ブレーキ、油脂類の管理は確実にしなければなりません。サーキット走行をすることで、私は日常のメンテナンスもしっかり行なう習慣がつきました。男子なら、スポーツカーをカッコよく乗りこなしたいものです。余裕のある大人の運転をするためにも、サーキットでドライビングテクニックを磨くことは有効だと思います。または、最近は女性のドライバーも見かけるようになりましたので、そちらを楽しみに行くのも良いのではないでしょうか。
雨の中の草野球
2013年07月20日    カテゴリ:03.コミュニケーション広場(私の趣味) 

株式会社アイルの樋口隆洋様からの投稿です。

 

 毎週末の楽しみ草野球。平日の起床は6時のところ、野球がある日曜日は5時過ぎに起床します。夏でこそ明るくなっていますが、秋になると真っ暗な状態。眠い目をこすりながらユニフォームに着替えて出発します。地元のチームを作って約10年。朝の活動にももう慣れました。

 

 チームは早朝リーグに所属している為、グラウンドまで約1時間掛けて移動し、7時試合開始となります。

 

 先日は、いざアップというタイミングでまさかの小雨。。。せっかくの早起きしたのに、試合開始前に雨で中止というのは一番テンションが下がります。幸い雨はすぐ止み、試合開始となりました。

_Baseball in the rainy day_.JPG

 しかし、結果はまさかの大敗。しかも、ザ・草野球という感じのエラー続出で、四球とエラーのオンパレードでは勝てる訳がありません。私はノーエラーでしたが、持病の腰痛から、若い頃は取れてた打球に追い付けずにショック。。。ノーヒットと散々の内容でした。

 

 野球から帰宅するとまだ「いいとも増刊号」(フジテレビ系番組)も始まって無い時間に帰れますので有意義な日曜を過ごせます。夕飯にビールを飲みながらテレビでプロ野球観戦と野球三昧の日曜。21時には睡魔に襲われ、就寝。

 

 来週は打てるかな。。。

 

2013年7月7日 株式会社アイル 樋口隆洋

私の趣味は魚つり
2013年03月04日    カテゴリ:03.コミュニケーション広場(私の趣味) 

三喜鋲螺株式会社、福井和廣様からの投稿です。

 
 社会人となり、友人や先輩たちから誘われるままに様々な事にチャレンジしましたが、不惑を過ぎても続いているのが"釣り"です。釣りの愛好者は多くおられ、渓流から湖、波止場から磯と、多種多様な釣りを楽しまれておられ、私も誘われるままに何でも付き合ってはいますが、私が自分流に一番好きなスタイルは、ゴムボートに乗って海に漕ぎ出で、一人で釣るというものです。
 
 二人乗りのゴムボートに、釣り竿、クーラーボックス、アンカーと食料を積み込み、早朝、日の出とともに砂浜から沖に出かけます。初夏にはキス、冬はカレイがお目当てで、岸からの投げ釣りと同じ獲物ながら、ボートからだとやはり大物に出会う機会が増えます。また、筏釣りやカセ釣り(船頭さんにボートでポイントまで連れて行ってもらう釣り)よりも、自分の実力で広くポイントを探ることができ、努力と工夫の余地が増えるので楽しみも格段に大きくなります。
 
 通常は昼過ぎには竿を収め、陸に上がりますが、同じように沖に出ていた方々とクーラーを開けて釣果を競い合ったり情報交換をしたりと、実に子供心に戻り、何ともいえない楽しみであります。釣り人は、みんな、そうですが。
 
 子供の頃のザリガニ釣りから始まり、大和川の鮒や鯉釣り、友人との渓流釣りを経て、現在のボート釣りに至っていますが、何時の頃からか、その生き様に憧れ続けています開高健の言葉「ひと時を楽しむなら酒を飲みなさい、3日間楽しむなら結婚しなさい。一生楽しみたいなら釣りをしなさい」をしみじみと味わいながら、来週に予定している釣行のポイントを選び、獲物を想像し、仕掛けを作り、竿を磨いている最中です。
 
2010魚釣り写真.jpg
 
 
 写真は、先日友人に誘われた初めてのジギング(ジグという金属の疑似餌を使い、海底からジグをシャクリ上げながら魚を誘う釣り)での成果。93cmのヒラメ。