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未来開発・パブリシティ委員会が活動開始!

2011年09月01日

今年度から、日本ねじ工業協会に「未来開発・パブリシティ委員会」(田島祥一委員長)が発足し、既に活動を開始しています。

その目的は、
・ねじ産業の社会的な認知度の向上、ねじ産業従事者のモチベーション向上などを目的とし、内部向け・外部向けパブリシティ活動を強化すること。
・内部の連携を強め、外部特に「業際ネットワーク」の構築を推進すること。
・ねじ産業に関わる声を広く集め、ねじ産業の未来開発に関わる課題を共有して行くこと。

最初の取り組みとして、
・内部向けパブリシティとして、どんなテーマを扱うか?
・外部向けにどのような発信を行ってゆくか?
・パブリシティ活動を効果的に進めるために、どのようにITを活用してゆくか?
と言った課題について議論を重ねています。

以下は、今年7月、3回目の名古屋で行われた委員会の様子です。
未来開発・パブリシティ委員会が活動開始-1.jpg未来開発・パブリシティ委員会が活動開始-2.jpg

このような委員会が生まれた背景について、少し触れておきたいと思います。
・これまで、協会の「ねじ産業未来開発プロジェクト推進委員会」から、様々なプロジェクト課題への取り組みが生まれました。それらの活動は各委員会ベースの活動として着実に動き出しています。
・また昨年は、50周年記念行事「ねじフォーラム」を実施した結果、ねじ産業に従事する方々をネットワークし、様々なねじに関わる課題を共有することの重要性を再認識いたしました。更に商社様、材料や設備会社様、あるいはユーザー様など、ねじの「業際」への発信や交流を強めて行くことによって、直面する様々な問題の新たな解決の糸口が見えてくるのではないかとの認識を持つこともできました。
・このような背景を踏まえ、各委員会のプロジェクト推進体制を整備するとともに、「ねじ産業未来開発プロジェクト推進委員会」は、「未来開発・パブリシティ委員会」として名前を改め、広報活動の充実発展という新たな役割を担うこととなりました。

現在までの未来開発・パブリシティ委員会において、委員から出た意見・要望を集約しますと、
まず、協会内部向けの広報として扱いたいという希望の多いテーマは以下の通りです。
①海外進出企業・海外競合企業の動向の紹介記事
②同業他社訪問インタビュー記事
③ユーザーニーズの収集・商社との連携
④中小企業施策・補助金の活用
⑤従業員の関心事、従業員教育
⑥ねじ業界内の情報公開
⑦ねじコミュニティ・本音議論の場が欲しい
⑧FacebookなどITの活用トライアルしたい

対外発信のテーマとしては、
①ホームページの改善、レベルアップ
②海外向け広報の強化
③規格の普及、ねじの安全設計の啓蒙促進
などが検討されています。

今後一つづつ優先度を決めて、条件の整った課題から、具体的な取り組みが始まると期待されています。

続きはまた。