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10月1日、横浜にて「椿 省一郎 叙勲記念 感謝の集い」が開催されました

2023年10月09日

10月1日(日)、横浜の「ホテルニューグランド」にて、日本ねじ工業協会及び日本ねじ研究協会の前会長 椿 省一郎様(株式会社 互省製作所現会長)の「叙勲記念 感謝の集い」が開催され、100名を超える、ねじ業界関係者、ご友人、ご親族の方々がお祝いに参集しました。

 

椿 省一郎様は、ねじ業界の認知度や職業能力の向上、技術革新の基盤づくり、日本ねじ工業協会と日本ねじ研究協会の変革と連携を推進し、ねじの重要性を広くPRすると共に技能検定を導入するなど、業界と社業の発展に貢献したことなどが評価され、令和5年春の叙勲において「産業振興功労」により、「旭日中綬章」が授与されました。

 

「感謝の集い」では、お客様をお迎えする弦楽三重奏の演奏の後、最初に椿 省一郎様から、開会にあたり謝辞が述べられました。

 

椿様は、まず授章式の様子にふれて、天皇陛下のお言葉に感動したことを振り返り、こうして受章できたことは、ここにお集まりの皆様、関係者の皆様のおかげであり、皆様の成果を代表していただいたもの受け止めていますと、感謝の気持ちを表明されました。その上で推薦団体となった日本ねじ工業協会、日本ねじ研究協会に、心からの御礼を申し上げたいと、両協会の発展を祈念して、それぞれの会長に、椿様から寄付金の目録が手渡されました。

椿様は、これまで出会った大勢の関係者の皆様と共にやってきた様々な事業を振り返った後、敬愛するフランスの詩人ポール・ヴァレリーを紹介。第2次世界大戦の時代、戦火が迫る中、疎開させるべき本や芸術品を選ぶに当たって、ヴァレリーが歴史的価値や評価ではなく、「もう一度読みたい、もう一度会いたい」と思う願望の強さによって選んだというエピソードを紹介されました。そして、私の大切なものは何か?人であれば「もう一度会いたい」人でしょうか。そのような気持ちで、今日の「感謝の集い」を企画させていただきましたと、締めくくられました。

 

椿様の謝辞に続き、日本ねじ工業協会を代表して佐藤義則会長がお祝いの挨拶。日本ねじ研究協会を代表して、澤 俊行会長がお祝いの挨拶を行い、引き続き澤様のご発声により乾杯が行われました。

 

以下、少しだけ写真で様子をお知らせしたいと思います。終始、椿様の感謝のお気持ち、おもてなしの配慮が伝わる、素晴らしい集いでした。

 

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会場となったホテルニューグランド「ペリー来航の間」

ホテルニューグランドは、異国情緒溢れる港町横浜を代表するホテル。マッカーサー元帥、チャーリーチャップリンといった国内外の数多くの賓客をお迎えしてきました。

 

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会場でお披露目された旭日中綬章

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椿様の叙勲記念写真

(会場で配布されたリーフレットより)

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開会の謝辞の途中、椿様が日本ねじ工業協会、日本ねじ研究協会の両会長に寄付金目録を贈呈

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弦楽三重奏「ラ・シュール」によるおもてなしの演奏

椿様のご家族によりますと、椿家にはいつもクラシックが流れていたそうです。

 

以上

(パブリシティ委員会事務局 高橋)