日東精工が環境負荷低減を可能にする軽量単軸自動ねじ締め機を新発売
15.会員企業の広報誌・ニュースレターの投稿ページです。会報ねじでは、皆様の広報誌、ニュースレター、プレスリリースを掲載し、紹介して参ります。
今回は、日東精工様より届いたプレスリリースをそのまま掲載致します。
---------------------- 以下日東精工様プレスリリース ----------------------
NEWS RELEASE
日東精工株式会社
2022 年9 月吉日
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小型垂直多関節ロボットへの搭載を可能にした
~環境負荷低減を可能にする軽量単軸自動ねじ締め機を新発売~
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■ はじめに
日東精工株式会社(代表取締役社⾧:材木正己、本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑20 番地、東証プライム、https://www.nittoseiko.co.jp/)は、小型垂直多関節ロボットへの搭載を可能にした軽量単軸自動ねじ締め機「FM514VZ」と「FM514CZ」を、2022 年9 月1 日より販売開始いたします。
■ 製品の開発背景
近年、製品形状が複雑かつ多様化し、垂直多関節ロボットによる設備の自動化が増加しています。その中でも省エネ、省スペースを意識した設備導入の意識が高まり、小型の垂直多関節ロボットを採用されているお客様も多くなってきています。
弊社既存製品FM513VZ は、Z軸サーボモータによりねじの締付過程の推力を適正に制御することで高品位のねじ締めを実現しており、このたび発売する「FM514VZ」と「FM514CZ」は、既存機種の機能そのままで、小型の垂直多関節ロボットに搭載することを考慮した「軽量」単軸ねじ締め機となります。
■ 製品特⾧
ねじ供給機からねじ締めユニットへねじを1 本ずつエア圧送し、製品に適したねじ締めを自動で行います。
1. 軽量単軸ねじ締めユニット
弊社既存製品FM513VZ と比較して約70%のねじ締めユニット質量となっており、この軽量化及び搭載するロボットのサイズダウンにより約23%※のCO2 削減が見込めます(当社内。さらに設備のコンパクト化などの様々な環境負荷低減にも貢献します。
※ 当社の想定による試算であり、全てのロボットに適用できるものではありません。
2. 推力制御機能を標準搭載
本機はねじ締め工程に合わせてねじ締め推力を変更できます。また、締付けトルク、ねじ込み速度の設定も個別に行え、製品の材質、硬さ、厚さなどに応じた最適なねじ締めを実現します。
3. 仕様に応じたねじ保持方式
ねじ保持方式には、バキュームパイプ吸着式とチャック爪式があります。狭い場所や深い場所への締付けにはバキュームパイプ吸着式が最適です。干渉物の無い平面への締付けにはチャック爪式が最適です。
■ 製品外観:型式 FM514VZ(バキュームパイプ吸着式)/ FM514CZ(チャック爪式)
■ 製品仕様
■ 装置構成図
■ 販売計画
希望販売価格 : FM514VZ (バキュームパイプ吸着式) 1,650 千円
(税抜き) FM514CZ (チャック爪式) 1,575 千円
製品構成 : ①ねじ締めユニット / FM514VZ 又はFM514CZ
②ねじ供給機 / FF311DR 又はFF503H
③ねじ締め機コントローラ / RC77 又はRC75
④ドライバコントローラ / SD550
⑤ケーブル類一式
販売開始日 : 2022 年 9 月1 日
目標販売台数 : 10 台/月
ターゲット業界 : 自動車部品業界、電機メーカ、自動機メーカ 等
■ 当ニュースリリース発信元
日東精工株式会社 経営企画室 マーケティング課 係⾧ 有本 大祐
〒223-0052神奈川県横浜市港北区綱島東6丁目2番21号
電話:045-545-3316
以上