MF-TOKYO2019プレス板金フォーミング展ねじ出展レポート
去る7月31日(水)から8月3日(土)までの4日間にわたり、MF-TOKYO2019プレス板金フォーミング展が、東京ビッグサイトにて盛大に開催されました。日本ねじ工業協会(会長:椿省一郎)は、今年も同展示会を主催する日本鍛圧機械工業会の協賛団体として出展をいたしました。
今回も「この世は'ねじ'でできている」のスローガンロゴの下、出展のご応募をして下さった会員企業様(株式会社新城製作所様、株式会社タツミ様、日東精工株式会社様)の製品や技術展示とともに、身近な'ねじ'をより深く理解していただくワークショップや展示を行いました。特に今年は開催期間が夏休みにかかることから、子供たちの自由研究に役立てていただきたいと子供たちの来場も呼びかけました。
ワークショップは以下の通りです。
・ 「紙ねんどで作ろう!自分だけのねじ 〜ねじはかせに、キミはなる〜」
ねじづくりの工程を学び、実際に紙ねんどで、ねじづくりを体験します。(提供:日東精工様)
ワークショップ「紙ねんどで作ろう!自分だけのねじ」の様子
ヘッダー工程をやさしく解説
ローリング工程の体験
「できたぞ。やったー!」
最終日も「満員御礼」でした。
・ DR.ラーセン「ねじの正しい締め付け体験教室」
子供たちに大人気!ドクターラーセンからねじの正しい締め付けを学びます。(提供:平戸製作所様)
Dr.ラーセンから「適切な締め付け」を学びます。
トルクレンチとスパナを使ってみます。
・ 極小ねじ締め付け体験
0.6mmのねじを自分の手で締める。
「その調子、上手だよ!」
大人だって、子供だって、ついつい夢中になります!
・ 火縄銃展示
NHKの「チコちゃんに叱られる」でも紹介された、ねじの歴史を知るコーナー
ねじのブースを訪問されたお客様は推定800人(例年の6割)となりました。例年より出展規模が半分となったものの、いつもに劣らぬ賑わいがありました。MF-TOKYOを訪れた産業人の皆様に混じって、お子様連れの親御さんの姿も。ワークショップには親子で参加する微笑ましい姿も見られました。未来っ子達がブースの体験を通して、少しでもものづくりに関心を持ってもらえたら嬉しいですね。
三社の最新の技術展示・製品展示については、今回初めて企業名と製品名・ブランドを表示した共同展示を行いましたが、それぞれのコーナーに多くのお客様が訪れ、熱心に質問をする姿を見かけました。
どんな様子か展示の責任者の方に伺うと、「これまでも様々な展示会に参加してきたが、共同で集客する効果は大きいと思う。今回はいつもとは異なる新しいお客様にも来ていただけた。手応えのある商談もあった」とのお話を伺うことができました。
熱心なお客様の質問に丁寧に答えます。
株式会社新城製作所様
株式会社タツミ様
日東精工株式会社様
今回でMF-TOKYO2019の出展は2015年から3回目。未来開発・パブリシティ委員会として、協会の共同展示の企画運営に当たって参りしましたが、一連の体験を通して得たことをしっかり振り返り、今後に活かして参りたいと思います。来場のお客様、運営に当たってご協力をいただいたすべての皆様に心から感謝いたします。
(未来開発・パブリシティ委員会事務局)
「この世はねじでできている」カンバッジ
力を合わせて頑張りました!