日本ねじ工業協会の新キャラクター誕生・・・Dr.ラーセン
先のMF−Tokyo2015 プレス・板金・フォーミング展にて、日本ねじ工業協会の新キャラクターが誕生しました。
その名はDr.ラーセン。
( 白衣が似合うDr.ラーセン )
MF−Tokyo2015ねじのブースで、ねじの適正締め付けを体験するセミナーで講師を勤めていただきました。
セミナーの名前は「Dr.ラーセンの締め付け実験教室」です。
( 教室の様子 )
・ ねじの締結不良が、大惨事の引き金になることがある。
・ 身近にある自転車、車、家具のねじも、正しい締め付けが必要となる。
・ 是非、ねじを実際に締め付ける体験をして、正しい締め付けを覚えて欲しい。
と、熱弁を奮って教室に参加された方々教えて下さいました。
参加者は、Dr.ラーセンの指導のもと、トルクレンチの使い方を学び、用意された台座のねじを回していました。そして、後から口々に以下のような感想を話していらっしゃいました。
( 体験学習用機材一式 )
( 初めてのトルクレンチ )
・ 「締め付ければ、締め付けるほどよいと思っていたが全く違った。」
・ 「いつも必要以上に締めていたことがわかった。」
・ 「締め付け過ぎると思ったよりも簡単に切れてしまうことがわかった。」
・ 「タイヤ交換のときにハブボルトを締めるのに、レンチの上に体を載せて、ぎゅうぎゅう締めていたが、まったくの誤りだった。危険だと痛感した。」
体験を通していろいろな気づきがあったようですね。
( 適正な締結 )
( ねじが破談する瞬間の体験も学習 )
予め予定された教室開催数は4回。8名/回で合計32名の受講生を見込んでいましたが、想像以上の評判に、Dr.ラーセンには、予定以上に教室を開催していただき、合計で50〜60名の方が体験することになりました。
Dr.ラーセン。いや、Dr.ラーセンを演じた平戸真澄(平戸製作所社長)さん、大変にお疲れさまでした。平戸さんは、「もっともっと多くの人に体験してもらいたい」と。
今年も、中学生がねじ業界の勉強のために、本部を訪れたそうですが、こういう機会にも、Dr.ラーセンの出番はあるかも知れませんね。
( 舞台裏で準備するDr.ラーセン )