日東精工が、環境負荷低減型単軸自動ねじ締め機「FM515VE」を新発売
15.会員企業の広報誌・ニュースレターの投稿ページです。会報ねじでは、皆様の広報誌、ニュースレター、プレスリリースを掲載し、紹介して参ります。
今回は、日東精工様より届いたプレスリリースをそのまま掲載致します。
-------------------- 以下日東精工様プレスリリース --------------------
NEWS RELEASE
2023 年9 月15 日
日東精工株式会社
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CO2 排出量の削減とねじ締め品質の向上を実現
~環境負荷低減型単軸自動ねじ締め機「FM515VE」を新発売~
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■ はじめに
日東精工株式会社(代表取締役社⾧:荒賀 誠、本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑20 番地、東証プライム、https://www.nittoseiko.co.jp/)は、環境負荷の低減とねじ締め品質の向上を可能にした単軸自動ねじ締め機「FM515VE」の販売を2023 年10 月1 日より開始いたします。
■ 製品概要
近年、持続可能な社会の実現に向けて環境負荷低減への関心がさらに高まっています。日東精工グループとしても、2050 年のカーボンニュートラル達成を目指し生産エネルギーの削減や再生可能エネルギーの導入を進めるとともに、お客様のCO2 排出量削減に貢献する製品の開発も積極的に行っています。
このたび発売する「FM515VE」は、ねじ供給装置からねじ締めユニットへねじを1本ずつ供給し、ワークに適した条件でねじ締めを行うことができる単軸自動ねじ締め機です。ねじ締めユニット昇降部にエアシリンダを用いる既存機種「FM513V」の機能はそのままに、「FM515VE」では昇降部の駆動源に電動アクチュエータを採用し、電動化によるCO2 排出量の削減とねじ締め品質の向上を実現しました。
■ 製品特⾧
1. 環境負荷の低減
ねじ締めユニット昇降部の駆動に電動アクチュエータを採用することで、エアシリンダ駆動タイプの弊社既存製品と比較して、ねじ締めユニット
昇降部の動作による年間CO2 排出量を最大66%※削減できます。また、電動アクチュエータを採用しながらも、本体質量は約20%※軽量となっています。
※当社の想定による試算であり、仕様により異なります。
2. 速度制御・推力制御機能を搭載
本機はねじ締めユニット昇降部の移動速度やねじ締め時の推力などを数値で設定することができ、よりワークに優しいねじ締めが行えます。複数台使用する場合も、設定のデジタル化により簡単に同じ動作条件を設定※できます。
※オプションの無線リモコンを使用することで、離れた場所からでも昇降動作の設定が可能です。
3. エアシリンダ駆動タイプと同等の扱いやすさ
コントローラ内蔵タイプの電動アクチュエータを採用しており、エアシリンダ駆動タイプと同様のパラレルI/O のみで制御が可能なため、お客様での制御やエアシリンダ駆動タイプからの入れ替えが容易です。
■ 製品外観:型式 FM515VE
■ 製品仕様
■ 装置構成図
■ 販売計画
希望販売価格 :FM515VE 1,380 千円
(税抜き)
製品構成 : ① ねじ締めユニット / FM515VE
② ねじ供給機 / FF311DR 又はFF503H
③ ドライバコントローラ / SD550
④ ケーブル類一式
販売開始日 : 2023 年10 月1 日
目標販売台数 : 10 台/月
ターゲット業界 : 自動車部品業界、電機メーカ、自動機メーカ 等
以 上
■ 当ニュースリリース発信元
日東精工株式会社
経営戦略本部 経営企画室 マーケティング課 マーケティング係 係⾧ 有本 大祐
〒223-0052神奈川県横浜市港北区綱島東6丁目2番21号
電話:045-545-3316