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日東精工アナリテック株式会社が自動滴定装置を開発

2021年02月15日

15.会員企業の広報誌・ニュースレターの投稿ページです。会報ねじでは、皆様の広報誌、ニュースレター、プレスリリースを掲載し、紹介して参ります。

 

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今回は、日東精工様より届いたプレスリリースをそのまま掲載致します。

 

---------------------- 以下日東精工様プレスリリース ----------------------

NEWS RELEASE

2021 年2月12日

日東精工株式会社

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日東精工アナリテック株式会社が自動滴定装置を開発

~水分測定も可能な滴定装置を新発売~

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■  はじめに

日東精工株式会社(代表取締役社長:材木正己、本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑20番地、東証1部上場、URL:https://www.nittoseiko.co.jp/)の連結子会社である日東精工アナリテック株式会社(代表取締役社長:石丸元国、本社:神奈川県大和市、URL:https://www.n-analytech.co.jp/ )が、自動滴定装置「GT‐310」を開発。本年3月1日より発売を開始いたします。

 

■  製品の開発背景

当社は、33社のグループ会社を有し、グローバルなモノづくりを展開しております。当社連結子会社である日東精工アナリテックは、40年以上にわたり独自の先端技術でお客様の多岐にわたるニーズにお応えし、バリエーション豊富な分析・計測機器を提供してまいりました。

石油製品、化学、ゴム・プラスチック、絶縁油、医薬品、食品など様々な分野で、品質管理や原材料の評価に必須なカールフィッシャー水分計、酸性雨やPM2.5の原因となっているガソリン・軽油など石油製品中の窒素分や硫黄分を低濃度まで測れる微量窒素分析装置や微量硫黄分析装置など、各種製品を国内はもとより海外にも販売し、研究開発から製品の品質管理にわたり地球環境保全に貢献しています。

また、化学分析の基本装置の一つである電位差滴定装置は、酸やアルカリ、酸化還元物質の定量、製品や中間体中の金属や有機・無機イオンの分析など、化学工業、石油精製、石油化学、医薬・化粧品、食品、メッキ、半導体など幅広い分野で使用されています。身近なところでは、食品の酸分・塩分測定や温泉の成分分析にも利用されています。日東精工アナリテックは、自動滴定装置GTシリーズを35年以上にわたり販売し、これらの分野で幅広く使われています。

この度、新機能を搭載した自動滴定装置GT-310を新開発し販売を開始いたします。

 

■  製品特長

先行発売し好評を博しているカールフィッシャー水分計CA‐310のコントローラー部分(マルチコントローラー)を共有することで、1台のコントローラーで水分測定や電位差滴定など複数の分析が同時に行え、予め試料をサンプルチェンジャー(MST マルチサンプルタイトレーター)にセットしておけば、自動で測定を開始し、無人でデータの出力まで終了。コロナ禍で実験室の密を避ける事が可能になります。

また製薬業界で求められるGMP対応機能を内蔵、生データを含む全てのデータをリアルタイムで装置本体の内蔵メモリに保存するなど監査証跡、データインテグリティ対応がパソコン無しで可能となりました。

特長は下記の通りです。

 先行販売している水分計CA‐310と組合せて最大4チャンネル同時測定が可能

 パソコン無しでデータインテグリティ対応が可能

 自動pH校正が可能

 ビュレット吐出分解能1μLを実現

 無線接続により測定部のみをドラフト内に設置も可能

 PCへの自動データ出力可能(テキスト、PDFデータ)

 

化学工業、石油精製、石油化学、医薬・化粧品、食品、メッキ、半導体など幅広い分野の研究開発部門や品質管理部門への展開を図ってまいります。

 

■  製品仕様

 product specification 2021-02-15 12.08.43.png

■  製品写真

GT-310 2021-02-15 12.08.58.png 

■  販売計画

希望販売価格   :1,050千円

(税抜き)

 

販売開始日  :2021年 3月 1日

目標販売台数 :年200台(国内、海外含めて)

主要販売先  :化学工業、石油精製、石油化学、医薬・化粧品、食品、メッキ、半導体業界等

 

■  当ニュースリリース発信元

日東精工株式会社 経営企画室 マーケティング課 課長 野田 明範

〒223-0052 神奈川県横浜市港北区綱島東6丁目2番21号

電話045-545-3316

以上