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02.コミュニケーション広場(投稿)

経済産業省「2016年版ものづくり白書」が興津螺旋の取り組みを紹介
2016年05月25日    カテゴリ:02.コミュニケーション広場(投稿) 


コラムに「製造現場で活躍する『ねじガール』」
 



 この5月、経済産業省より2016年版ものづくり白書が発刊されました。

 

 今回、第1部第2章に「ものづくり産業における労働生産性の向上と女性の活躍促進」を大きく取り上げています。我が国の人口が平成20年をピークに減少局面に入ったことから、労働生産性の向上が益々重要な課題となります。2016年版では、女性の活躍促進の現状と課題についても15ページを割いて解説し、2015年版よりも一層重要なテーマとして取り扱われたことがわかります。

 

 さて、その白書のコラムに、先進的な取り組みとして、興津螺旋株式会社様の「ねじガール」が紹介されています。

 

 2016年版ものづくり白書(pdf版)のダウンロードはこちらからhttp://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2016/honbun_pdf/index.html
この233ページですが、切り取って該当箇所を以下に掲載します。

 

 

 未来開発・パブリシティ委員会事務局(高橋)

 

「ねじブロック」の橋本螺子様を訪問
2016年03月18日    カテゴリ:02.コミュニケーション広場(投稿) 

 椿副会長から、「ねじブロック」という玩具をつくり、ねじのアピールにご尽力されている会社さんがあるとお聞きし、未来開発パブリシティ委員会の藤田委員長、勝亦副委員長と一緒に、浜松市にある橋本螺子株式会社様を訪問させていただきました。

 

■「ねじブロック」

 「ねじブロック」とは、豊富な種類のねじと部品から成り立つキットのことです。これらの部品を組み合わせて、動物やキャラクターなど立体作品をつくることができます。子供からお年寄りまで楽しめ、創意工夫によって、様々な種類の作品を生み出すことができます。早速、私も組み立ててみました。

 

 この「ねじブロック」は、静岡県GOOD DESIGN SIZUOKA 2015 マネジメント賞にも選定され、趣味のみならず創造力教育や認知症予防などの介護医療分野の注目も集めています。

 

 考案した橋本秀比呂社長は、ご自身を金属アートマニアと称するくらい金属作品好き。昔から温めていたアイデアを「ねじブロック」として実現したとのことでした。橋本社長に「ねじブロック」への想いを語っていただきました。様々な方に「ねじ」知って親しんでもらいたい。「ねじ」はものづくりの原点であることから、この玩具にふれて、ものづくりに興味を持ってもらいたい。創造力を伸ばしてもらいたい・・・など、ねじを通じた社会貢献の可能性についても語っていただきました。

 

ねじブロック専用ホームページです

 

 ( スターターキットで既に26種類の作品ができています ) 

 

■橋本螺子株式会社様は

 どんな会社か少しだけ紹介させていただきます。静岡県浜松市に本社を置き、一般規格ねじ、客先仕様パーツ受注製作販売を行う商社部門と、医療機器製造部門の2本の柱を中心に事業を行っています。医療機器事業は2006年の参入で、翌2007年には,医療機器製造業、ISO13485の認証を取得し、現在は自社工場を構え、メディカル事業部と改組し、脊椎固定用インプラントや手術用各種鋼製器具を製造しています。橋本社長は、「チタンとの出会ったとき、その美しさに魅せられたのがすべての始まりです」と。

 

■協同組合HAMING(ハミング)のこと

 もうひとつ、橋本社長の活動を紹介したいと思います。リーマンショック後の厳しい経済環境の中で、浜松地域の中小製造企業も大きな打撃を受けました。それから、生き残るために様々な挑戦が始まりましたが、チタンの医療分野への応用に関心のある企業が集まって、手術器具の試作を行ったこともその一つです。その後、橋本社長は、これら企業へ呼びかけ、2012年11月に協同組合HAMING(ハミング:Hamamatsu Medical Innovative Group)を設立しました。その目的は、各企業の得意分野、経験、販路などの経営資源を結集し、医療・健康・福祉機器の開発製造にチャレンジすることです。その組合のメンバーは橋本螺子株式会社、橋本エンジニアリング株式会社、有限会社岩倉溶接工業、株式会社榛葉鉄工所の4社。橋本社長は理事長をつとめています。

 

■「ねじの未来のため、是非ご一緒に」

 訪問させていただいた我々、未来開発・パブリシティ委員会のメンバーは、「ねじの未来開発」、「ねじのパブリシティ」のために働く立場です。藤田委員長は、「ねじを宣揚したいという橋本社長の思いに深く共感します」との感想を述べた上で、「是非、われわれの活動に加わって下さい。一緒に進んで参りましょう」とお願いをしていました。

 

 ( 橋本社長(右から2人目)を囲んで ) 

 

 投稿者 未来開発・パブリシティ委員会事務局(ワッツコンサルティング株式会社 高橋寛美) 

「日東精工ファミリー運動会を京都新聞が紹介」
2015年10月18日    カテゴリ:02.コミュニケーション広場(投稿) 

「日東精工ファミリー運動会を京都新聞が紹介」

 

 昨日、10月17日(土)弊社で「日東ファミリー運動会」を企画、実施いたしました。おかげで今日は身体中が筋肉痛です。(日東精工株式会社 荒賀様)

 

以下、京都新聞記事

 ( 京都新聞 2015.10.18 24面 ) 

小さくてもなくては困る「精密ねじ」が就活生を応援。日東精工が「精密ねじプレゼントキャンペーン」を展開中
2015年05月21日    カテゴリ:02.コミュニケーション広場(投稿) 

先日、日本ねじ工業協会会員である日東精工株式会社(本社・工場:京都府綾部市 社長:材木正己)様から、プレスリリースと一緒に素敵なプレゼントが届きました。コミュニケーション広場への投稿として紹介させていただきます。

現在、日東精工様は、6月1日の「ねじの日」にあわせて、就活生を応援しようというプレゼントキャンペーンを展開中です。

プレゼントの小箱を開けると、ストラップ付きのガラス容器の中に「精密ねじ」が入っています。よく見るとその中に一つだけ金色に輝くねじがあります。これはプレゼントを手にしたあなたであり、このねじには、大勢の中でもキラリと光る存在になって欲しいとの願いが込められています。

2015年5月21日|ストラップ

( 頭部に刻印のある精密ねじ。金色に輝く一つ )

 

そしてボトルを収めた小箱の蓋には以下のように書かれています。

「あなたの輝く未来へ!小さく目立たないねじでも大きな仕事をやり遂げます。就活生に勇気を与える「精密ねじ」があなたを応援します」と。

2015年5月21日|激励メッセージ

( 小箱に激励のメッセージ )

 

8月1日の就職面接・就職試験解禁を前に、大学生の就職活動は、既に始まっていますが、就職活動をしていると悩みも多いものです。なかなか自分の想いが上手に伝えられない、自分のことをわかってもらえないと落ち込むこともありますが、そんなときにこのプレゼントを見て元気になっていたただきたいという趣旨の、何とも心温まるキャンペーンです。

私は、これまで人を大切に育てる努力をして来られた日東精工様らしい、キャンペーンだなあと感じました。

身近に就活生がいる方は、激励のプレゼントになりますし、就活生でなくとも、自分を勇気づけるお守りにもなります。キャンペーンの詳細、応募方法は以下のニュースリリース(抜粋)にあります。ご覧いただき応募されてみてはいかがでしょうか?

 

(未来開発・パブリシティ委員会事務局 高橋寛美 記)

 

以下ニュースリリースから抜粋

 

■キャンペーン品の仕様

頭部に刻印加工を施した「精密ねじ」をかわいい容器に入れてストラップにしました。 5月1日から 8月1日まで、毎月先着 77 名様にプレゼント。毎月 1 日に受付開始、規定数に達した段階で一旦受付を終了、改めて翌月 1 日に募集開始とし、計4回を予定しています。容器のなかには精密ねじが7本、そのうち 1本は金色に加工したもので、"輝く未来、 輝くあなた"をイメージしています。

 

■応募方法

日東精工のホームページならびに日東精工の公式ブログページから応募が可能。おもに就職活動中の大学生を対象にしていますが、年齢、性別を問いません。人生の節目を迎えている方で、希望の方もご応募ください。

また、グループや学校・クラスなどで、まとめてご希望の方は、別途ご相談ください。

    -公式ブログ : http://blog.j-cast.jp/nittoseiko/

    -ホームページ : http://www.nittoseiko.co.jp/

 

■会社概要

日東精工株式会社(東証一部上場)は、工業用ファスナー(ねじ)やねじ締め機、流量計などを製造販売するメーカーで用途に合わせたねじが月産22億本製造されています。世界で初めて精密ねじの量産化を成功させ、精密ねじ、極小ねじでは、大きなシェアを誇ります。日東精工はクルマや家電、IT 機器メーカーなどからの受注生産が主であり、いわゆる一 般消費者を対象にした製品加工は行っていません。しかし、ねじの大切さを広くあまねく知 ってもらうための活動も行っており、その一環のキャンペーンです。

※ 今回の精密ねじの頭部には、当社のねじキャラクターと綾部市のキャラクター「まゆピー」 が

   刻印されています。顕微鏡で拡大しないとほとんど判読できないレベルですが、細かなところ

   まで配慮、気配りができるホンモノの<シンボル>であるとお考え下さい。

※ 日東精工では、今春、受験生のための「ゆるみ止めねじ」(集中力持続、合格祈願ねじ)

   プレゼントキャンペーンを実施し、大きな反響を呼びました。たくさんの喜びの声をいただき

   ました。ねじが多くの方に希望と喜びを与えるということがわかり、さらにそのことを多くの方

   に伝えたく、第2弾のキャンペーンとなりました。

 

■本件に関するお問い合わせ先

【東京支店】神奈川県横浜市港北区綱島東 6-2-21

日東精工株式会社 企画室 マーケティング課 課長 髙見 裕臣

TEL:045-545-3313

E-mail: mk@nittoseiko.com

総務省広報誌「総務省」の新連載に日東精工・材木社長が登場
2015年04月21日    カテゴリ:02.コミュニケーション広場(投稿) 

 総務省広報誌「総務省」の3月号に、日本ねじ工業協会会員で精密ねじのトップメーカーである日東精工株式会社(本社:綾部市)の材木正己社長の対談記事が掲載されました。

 これは広報誌の「大臣補佐官対談」と言う新企画で、太田直樹総務大臣補佐官がホストとなり、企業などのトップと対談を行い、アベノミックスの根幹の一つである「地方創生」の理念や政策をアピールするものです。今回、日東精工株式会社は、総務省が注目する企業として、その連載第1回に選ばれました。

http://www.soumu.go.jp/main_content/000344530.pdf

  私も読みました。対談の冒頭、材木社長は「日東精工は創業当時から雇用で地域に貢献するという考え方の会社で、創業以来、本社を京都北部の綾部市に置いています。この創業精神は絶対に引き継いでいきます」と変わらぬ決意を披瀝されています。

 材木社長のお話には、「人が財産」という考え方が随所に出てきます。「従業員にも家族がいますし、物心ともに豊かさのある会社にしよう」と経営努力をし、大切な役割を果たす一人一人の社員が成長できるような配慮をしています。また、地域に技術者を育てる目的で昭和41年綾部に創設した、夜間学校(綾部工業研修所)のことにも触れています。

 会報ねじ「トップに聞く」にもご登場願いましたが、材木社長のお話には、地域に根を張り地域に貢献して行く創業の精神が溢れています。

  昨年成立した、地方創生関連法案は、人口減少対策とともに中央省庁がバラバラに進めてきた地域活性化施策を一括し、地方にとって使い勝手の良い仕組みづくりをめざすものと言われます。その政府のミッションを踏まえての今回の対談企画。日東精工さんは、その連載第1号となった訳ですが、地方創生・地域貢献のモデルケースとして、これまでの進めて来られた実績が高く評価されたものと推察します。

 

未来開発・パブリシティ委員会事務局(高橋寛美)投稿

全日本製造業世界コマ大戦2015の土俵にMATSUDAのロゴタイプ発見!
2015年04月02日    カテゴリ:02.コミュニケーション広場(投稿) 

土俵にMATSUDAのロゴタイプ発見!

(日本経済新聞掲載記事)

 

 先日パブリシティ委員会委員長にお会いしたときに、この新聞(日経新聞)の切り抜きをいただきました。2015年02月15日(日)、横浜にて行われた全日本製造業世界コマ大戦2015の様子です。

  写真をよく見ると、勝負の土俵に「MATSUDA」のロゴタイプがあります。日本ねじ工業協会会員のマツダ株式会社(大阪、松田英成社長)のロゴタイプです。マツダさんは大会出場の常連として名を連ねています。もちろん、狙うは全国大会優勝。

 コマ大戦はすっかり有名になりましたが、全日本製造業コマ大戦協会のホームページには以下のように書いてあります。「全国の中小製造業が自社の誇りを賭けて作成したコマを持ち寄り、一対一で戦う大会です。コマ大戦にて使用されるケンカゴマは直径20mm以下、一円玉より小さいコマです。その小さなコマを製造業が本気で設計し、プロの機械を使用して自社の持てる技術を全て注ぎ込み作成します」と。

 協会によると、各地の大会開催を推進しており、マツダ社長の松田英成社長は、「ねじ屋場所」を開催したいとおっしゃっています。是非とも、実現しましょう!

(未来開発・パブリシティ委員会事務局記)

興津螺旋様の女性エンジニア特集記事
2014年10月23日    カテゴリ:02.コミュニケーション広場(投稿) 

ダイバーシティマネジメントが叫ばれて久しくなりました。ダイバーシティマネジメントとは、人材と働き方の多様性を活かす企業経営のことです。特に最近は、安倍政権の成長戦略の一環として「女性の活躍推進」が注目されています。そう言う背景から、女性の活躍を紹介する記事が増えています。

このたびは、日本ねじ工業協会の会員である興津螺旋様が、あるメディアの「女性エンジニアキャリア特集」に掲載されました。詳しくはこちらをご覧下さい。

「ねじガールの夢は、自分だけのねじ『瑠美スクリュー』----興津螺旋 佐野瑠美氏」

佐野さんがどのような経緯で「ねじ職人」になったのか、どのように活躍されているのか、興味深い記事になっていますが、最後に「ねじガール」という言葉を流行らせた、同社社長の柿澤氏の考え方も紹介されています。女性特有の長所を認めて活かすことで業績にも、男性社員にも良い影響が帰ってくる・・・まさにダイバーシティマネジメントですね。

 

未来開発・パブリシティ委員会事務局 高橋 投稿

NHK「クローズアップ現代」が富士セイラ株式会社を取材
2014年10月11日    カテゴリ:02.コミュニケーション広場(投稿) 
平成26年10月2日(木)放送のNHK「クローズアップ現代」(PM7:30~) に協会会員の富士セイラ株式会社殿が取り上げられました。番組のテーマは「急激な円安でいま何が・・・」です。円高に対応するため海外進出を進めてきた同社ですが、髙須俊行社長は、「円安だからといって急に引き上げる訳にはいかない」と、急激な円安に立ち向かう心情を述べられています。お見逃した方は、下記の動画を是非ご覧になってください。
 
以下、「NHKオンライン」による番組のサマリーです。ご参考まで。
アメリカの景気回復への期待と今後の利上げ観測から、世界の投資マネーが「強いドル」に集まり、円相場はこの1か月あまりで7円近く値下がりした。1ドル109円台は約6年ぶりの円安ドル高水準だ。これを受けて株価は上昇、その一方で急速に進む円安に懸念の声も出始めている。
消費の現場では、牛肉や豚肉など輸入物が1か月前に比べて2割ほど値上がりしたり、原材料費の高騰に頭を痛めたりする中小企業が出ている。また、為替の影響を受けないように海外移転を進めてきた企業は、大きな利益を上げる一方で、製造業全体の輸出は伸びていない。急速に進む円安で今、日本経済に何が起きているのか、現場ルポとデータから読み解く。(以上引用http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3560.html
未来開発・パブリシティ委員会事務局 高橋 投稿

書籍「人生の『ねじ』を巻く77の教え」が好評発売中
2014年06月05日    カテゴリ:02.コミュニケーション広場(投稿) 

今月6月1日はねじの日。ねじの日にふさわしい投稿が日東精工株式会社様より届きました。以下にご紹介いたします。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

ふだんは意識しないが、なくてはならない...それが、ねじ

「人生の『ねじ』を巻く77の教え」書籍を発売

日東精工株式会社

 日東精工株式会社は、「ねじ」にスポットを当てた自己啓発本「人生の『ねじ』を巻く77の教え」(日東精工企画室、ポプラ社)を2014年5月15日に発売しました。東京都内、京都、大阪市内の丸善、紀伊國屋など複数の有名書店で総合売上1位になるなど話題を呼んでいます。発売後1週間で増刷も決定しました。

 

  jinnseinonejiwomaku.jpgねじは、巨大なものから極小のものまでと大きさも形もさまざまです。自動車、家電、パソコン、携帯電話、医療機器、眼鏡...と、ありとあらゆるものに使われ私たちの暮らしを支えています。なくてはならない存在でねじが緩んだりはずれたりすれば事故につながるケースもあり、人の生き死ににもかかわるものでありながら、空気同様、ふだんその「ありがたみ」を意識する人が少ないのが現実です。

 

 「そんな大切なねじをつくるのであるから、生半可な気持ちでは作れない。ねじづくりの基本は人づくりである」であると、同社では特に「人財教育」に力を入れています。同社には「我らの道」「リーダーハンドブック」「経営幹部のガイドライン」「ザ・プロフェッショナルへの道」という社員研修用のオリジナルテキストがあります。これらは社員一人ひとりが必要とする技能の習得、また自己研さんにより誇りと責任を持って仕事に取り組んでいくための手引書となっています。それがたまたま、ポプラ社編集者の目に触れることになり、一般向けに1冊にまとめられ出版することとなりました。

 

 モノづくりは人づくりをキーワードに、開発のヒント、安全面へのこだわり、お客様への対応など、「人づくり」の社内ノウハウ等、大切にしてきた「モノづくりの心」を紹介しています。

   「拭く」と「磨く」の大きな違い

   固い漢字をやわらかく表現する

   惚れ込んでこそ一流になれる

   反省することとクヨクヨすることを取り違えない

   99%では安心できない

 ――などの言葉が並び、ジャンルでいえば「自己啓発」「ビジネスヒント」集になっています。読者からは、紹介されている教訓やエピソードが「話のタネに使える」、あるいは、「ニッポンのモノづくりの底力を感じ元気になる」と評判になっているようです。

 

 もちろん、ねじ会社ならではのエピソードやたとえも数多く載っていて、ねじについても学べるようになっています。ねじにも素材、大きさ、形で適材適所があるとか、「おねじ・めねじ」とねじにもオスとメスがあってパートナーが大事とか、強く締めればいいということでもなく時には緩むことも大事、などなど。ねじは人生と大いに重なりあう部分が多いことを紹介しています。

 

 以前、ニューヨークタイムズのミレニアム特集で、「ねじ」は、この千年の中で最高の道具とされました。ねじは、古くから火縄銃か甲冑など、常に時代のハイテク製品に使われていながら、地味な存在として扱われてきました。今回、こうしてねじがまたスポットライトが当たったことはまさに快哉を叫ぶ出来事です。

 

 同社広報では「今回『人生のねじを巻く77の教え』の出版で改めて、繋がり、人と人との絆の大切さを実感しました。企業は提供する製品やサービスを、お客様に評価をいただくことで存在します。基本は相手への思いや幸せを願って行動することで、その結果が地域や社会の発展につながっていきます。これを『絆経営』として取り組み、日東精工を『締結・組立・計測検査におけるナンバーワン企業』として、世界中のお客様から選ばれ、評価される存在となるように目指していきます。」としています。

 以上

 

関心をお持ちの方は、アマゾンからも入手可能です。

http://www.amazon.co.jp/人生の「ねじ」を巻く77の教え-一般書-日東精工株式会社-企画室/dp/4591140059/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1401965541&sr=1-1&keywords=日東精工

台湾にて「五地域ねじ協会交流大会」開催される

 「五地域ねじ協会交流大会」に参加した藤田守彦委員長(未来開発パブリシティ委員会)から同行取材記事が届いています。以下に紹介させていただきます。

 

◇   ◇   ◇

 4月13日五地域ねじ協会〔台湾、日本、韓国、中国、香港〕交流大会が台湾高雄にて開催されました。日本ねじ工業協会からは関東支部、中部支部、関西支部より竹中会長はじめ33名の会員、協会事務局、報道関係が参加致しました。 
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                        参加した竹中会長他関係役員

  午前は交流大会を前に「台湾ねじ博物館」を見学しました。高雄はねじ製造会社が多くあり、高雄におけるねじ産業の歩み、そして将来をわかり易く展示してあります。またねじ製造会社の製品展示もされ興味深く見学をしました。 TaiwanFastenerMusiam-1.jpg

                    台湾ねじ博物館ゲートサイン(高雄市)

 TaiwanFastenerMusiam-2.jpg                        台湾ねじ博物館のモニュメントの前で

  午後からは交流大会が行われ、台湾ねじ工業協会陳会長の歓迎の挨拶にはじまり、五地域の現状報告がされ、記念品の交換もされました。

 P1010584.JPG                       5地域の代表の方々

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日本からの記念品

 

 休憩をはさんで陳会長より台湾のねじ産業発展の礎となられた宋さんの御話が有りました。同時通訳の為、一部理解出来ない内容があった事は残念でした。

最後に次回交流大会開催場所を香港に決定し、閉会しました。

 その夜は歓迎晩餐会が「君鴻国際酒店」で行われ、主催者発表で700名という方々が懇親を深めました。五地域ねじ協会会員、高雄市市長、台湾ねじ会社の得意先、仕入先、関係者も参加してみえました。

 

 翌日は同時開催された「2014国際ファスナー展示会」見学し、午後からはを二班に別れ、一班日東精工さんの台湾工場〔旭和螺絲〕ともう一班は台湾ねじ企業の明幑企業さん、朝友工業さんを見学しました。 

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2014国際ファスナー展示会会場

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2014国際ファスナー展示会の開会式にて

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2014国際ファスナー展示会オープニングイベント

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日東精工さんの台湾工場〔旭和螺絲〕を見学

 

 幸い好天にも恵まれ五地域ねじ協会会員との交流はもとより、日本ねじ工業協会の会員の交流も更に深まった事と思います。 

 今回交流大会の準備、受入れをして頂いた「台湾ねじ工業協会」の陳会長はじめ会員各位に感謝申し上げます。

                        藤田守彦 記

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右が記事投稿した藤田さん(台湾ねじ博物館にて)