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04.委員会・部会の動き、支部の動き

日本ねじ工業協会が中部支部懇談会・懇親会を開催
2012年07月15日    カテゴリ:04.委員会・部会の動き、支部の動き 

 

 7月12日(木)、日本ねじ工業協会は、「中部支部懇談会・懇親会」を、名古屋・キャッスルプラザにて開催しました。(出席者 36名) 未来開発・パブリシティ委員の安藤秀文さん(株式会社アンスコ社長)からレポートが届いています。
 
 初めに、副会長・中部支部長 相澤正己氏より開会の言葉が述べられた。
「名古屋開催は今年2月以来。本日は、経済産業省 製造産業局 産業機械課 課長補佐 金澤信様、係長 國峯彰太様 に東京からわざわざお越し頂き、感謝申し上げる。
 調子がいいと言われる自動車業界も、いよいよ8月にはエコカー減税の資金が底をつき、その後の景気動向が心配される。国内外の需要予測から、海外シフトが加速化されている。
 そんな厳しい環境ではあるが、本日はここ中部地区の設備・材料・工具・熱処理・表面処理と、ねじ業界と密接な関係にある企業の方々も多数出席されているので、忌憚のない意見交換やコミュニケーションを図り、有意義な1日にしたい。」
 
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 次に、一般社団法人日本ねじ工業協会 会長 竹中弘忠氏から挨拶の言葉が述べられた。
「中部は、自動車産業が活発で羨ましい。自動車関連の方は『それでもコストが厳しい』と言われるが、他の業界では『そもそも求める物件が無い』。自動車産業は、世界GDPの22%を占める一大産業で、付加価値が高い。
 日本のねじ産業の60%は、自動車や建設機械向けであり、我々ねじ業界が頑張ることで、『日本の国づくり』に大きく貢献するものと認識している。 さて、今日は元気な名古屋の力を分け与えあう会にしよう。」
 
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 続けて議事に入り、専務理事 大磯義和氏から第52回通常総会(東京)の報告等があった。
 ★ 平成23年度事業報告及び決算内容
 ★ 平成24年度事業計画及び収支予算について
 ★ 六角ボルト・ナットに関するJIS改正について
 
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 そして、未来開発・パブリシティ委員会 委員長 藤田守彦氏より、会員企業への連絡事項があった。
「平成24年5月発行『会報ねじ』を最終記念号(「IT化移行特集号」「保存版」)とした。次回からeメール配信となるため、【窓口責任者登録】、配信網の構築を進めているが、昨日時点で22%しかできていない。未登録の会員様には、これから再度ご案内を『紙で(笑)』送るので、速やかに登録されることをお願いしたい。」
 
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 終了後、副会長 椿省一郎氏の乾杯ご発声の下、懇親会が開催されました。
「我々の手づくりによる活動が活発になってきている。」
 
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 尚、支部懇談会に先立ち、同会場にて「ねじ製造業」職業能力評価基準に関する説明会が開催され、参加者17名が熱心に聴講した。
 
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以上
 
株式会社アンスコ 安藤秀文
2012年五地域ねじ協会交流大会を開催
2012年06月26日    カテゴリ:04.委員会・部会の動き、支部の動き 

(社)日本ねじ工業協会(会長)は、6月20~21日の両日東京・台場にて、五地域ねじ協会交流大会を開催した。これは協会が長年にわたって育ててきたアジアのビッグイベントで、日本、韓国、中国、台湾、香港の5地域から、約200名が一堂に集まった。

この淵源は1989年に始まった日本、台湾、韓国の三地域交流会である。その後2003年から中国が参加、2007年からは香港も正式参加して五地域となり今に至ったものである。昨年の韓国で一巡し、今年は再び日本での開催となった。

公式行事は2日間で、代表者会議、機械要素技術展見学、セミナー開催、東京湾クルーズ懇親パーティーが開催された。

まず、20日(水)の夕刻、ホテル日航東京(東京都港区台場)に各地域の代表らが集まり会議を行った。

P 代表者会議の様子
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代表者会議には、
 (社)日本ねじ工業協会より、竹中会長、大川副会長兼国際委員長他、
 中国機械通用零部件工業協会より、杨学桐(YANG XUETONG)理事長他、
 香港螺絲業協會より、林志明(Lin Zhi Ming)主席他
 韓国FASTENER工業協同組合より、魚鎭善(Auh,Jin-Sun)理事長他
 台灣區螺絲工業同業公會より、陳明昭(Joe Chen)理事長他
計11名(通訳を除く)が参加した。

冒頭、(社)日本ねじ工業協会の竹中会長が主催者を代表し歓迎のあいさつを行い、引き続き、交流大会の行事日程が紹介された。

翌、21日(木)の午前は、東京ビッグサイトで開催中の機械要素技術展の視察し、午後は、ホテル日航東京に集結し、記念品交換、記念撮影の後、講演会を開催した。

P 機械要素展の見学風景
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P 参加者を待つ会場①-2 P1010330.JPG

P 開会③-2 セミナー会場 司会(安藤さん提供).jpg

P 記念品の交換③-3 P1010335.JPG

P 交換された記念品の数々
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p 記念撮影
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講演会では、
「太陽光発電と電気自動車で推進する21世紀の産業革命」
 (東京大学総長室アドバイザー 村沢義久氏)

「一流の習慣塾 ~イチローから学んだ事、一流選手、指導者から学んだ事~」
 (NPO法人ベースボールスピリッツ理事長 奥村幸治氏)

の2本が行われた。
参加者からは、震災後のエネルギー政策の行方や影響、一流選手の具体的な習慣づくりに深い関心が寄せられた。

P 村沢義久氏
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P 奥村幸治氏
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講演会終了後は、東京湾クルーズ船上に会場を移し、懇親パーティーに200名が集った。

P クルーズパーティ会場
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⑤-3 クルーズ会場 司会(安藤さん提供).jpg

冒頭、竹中会長から「世界のねじシェア50%以上を占めるこの五地域が、世界のリーダーとして力を合わせて参りましょう!今日は心行くまで懇親を深めて下さい」と挨拶。

P 竹中会長
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続いて、次回開催国の中国の杨学桐(YANG XUETONG)理事長が、「具体的な開催地は皆様のご意見を聞いて決めたい。皆様を歓迎します」と挨拶した。

P 杨学桐理事長
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パーティーでは、カラオケ、乾杯、スナップ撮影と時間を忘れて盛り上がり、五地域交流会はクライマックスを迎えた。

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最後に、主催者として企画をまとめて来た、大川副会長兼国際委員長が「来年、中国でお会いしましょう!」と訴え公式行事は全てを終了した。

p 大川国際委員長⑤-10 P1010833(30%).jpg

以下、各地域の代表からの声を紹介したい。

■ 中国「とても良かった。日本が行事内容を改革したことに共感する。今回の改革に学ぶことが多いが、来年の中国開催の当事者としてはプレッシャーを感じるので、ご指導をお願いしたい。」杨学桐(YANG XUETONG)理事長

■ 香港「楽しい時をいただいて有難うと言いたい。クルーズディナーは良かった。」林志明(Lin Zhi Ming)主席

■ 韓国「楽しくなりました。準備したスタッフに感謝申し上げたい。このクルージングは楽しめた。」魚鎭善(Auh,Jin-Sun)理事長

■ 台湾「今回の交流大会は全体として楽しみました。有難うございます。」陳明昭(Joe Chen)理事長

大盛況に終了した五地域交流大会であったが、最後に、準備にあたって活躍した若い力を紹介したい。

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準備委員総決起大会①-1 委員決起集会(安藤さん提供).jpg

以上、報告させていただきます。
取材:藤田未来開発パブリシティ委員長、大磯専務理事、事務局高橋

関西支部会員懇談会・講演会を開催
2012年06月21日    カテゴリ:04.委員会・部会の動き、支部の動き 

未来開発パブリシティ委員の川端康弘様(株式会社 オー・ピー・ジ代表取締役)から、レポートが届きました。ねじ未来開発パブリシティ委員会は、会員の手による広報を目指しています。

以下、レポート。
 日本ねじ工業協会(竹中弘忠会長)は、去る6月14日ホテル日航大阪にて、関西支部会員懇談会・講演会を開催しました。参加人数は37名となりました。

 初めに、この度一般社団法人日本ねじ工業協会 副理事長・関西支部長となられました後藤 晴雄氏(株式会社朝日押捻子製作所)より、ねじ全体の市場は一部車両向け業界を除けは非常に低迷時期でもあり、一般流通商材の流動が思うように進まない非常に厳しい時期でもある中、多数お集まり頂けたこと感謝申し上げる旨の言葉が述べられた。
 次に、㈳日本ねじ工業協会 会長 竹中弘忠氏(株式会社竹中製作所)より、開式の挨拶として、これら業界差での流動差異もある中で、更なる業界内での協調を尊重して行くことを話され、昨年発生しました東日本大震災の折に、多大なる義援を頂きました台灣區螺絲工業同業公会(台湾ねじ工業会)、また業界外におきましても支援頂いた台湾の国民一人一人の気持ちに感銘を受け、感謝の意を挨拶の言葉とされました。

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 続けて次第に移り、先達て5月24日に行われました第52回通常総会議事内容に基づく報告会を、大磯専務理事より発表いただきました。
 ★平成23年度事業報告及び決算内容
 ★平成24年度事業計画及び収支予算について
 ★その他、委員会事業質疑応答

 同じく、大磯専務理事より「六角ボルト・ナットに関するJIS改正提案内容」の説明を資料等交えて行って頂き、現状の進捗内容や改定箇所について各会員企業質疑応答いただきました。

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 その後講演会へ移行し、講演テーマ「最近の経済情勢と今後の見通しについて」、株式会社日本総合研究所 調査部 関西経済センター 所長 廣瀬 茂夫様より、昨今の情勢をとらえた大変理解しやすい景況判断をご説明いただきました。
 第一の部「経済の現状」・第二の部「日本の課題」とし、演題も様々な視点よりの情報を、最終的に日本レベルから関西レベルでのマクロ定義まで落とし込まれ、今後の着眼点を解析頂く内容でありました。

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 終了後、会場を移動し、「カトレア」の間にて、副会長 嶋田 亘(株式会社フセラシ)の乾杯ご発声の下、懇親会が開催されました。

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以上です。

台灣區螺絲工業同業公會を表敬訪問
2011年08月15日    カテゴリ:04.委員会・部会の動き、支部の動き 

田島祥一副会長は、6月3日に、台灣區螺絲工業同業公會に表敬訪問し、蔡圖晉副理事長と面談し、同同業公會の会員企業から義捐金を寄せられたことに、感謝の気持ちを伝え、竹中弘忠会長からの感謝の手紙を直接手渡した。

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台灣區螺絲工業同業公會からの義掲金を寄贈
2011年08月15日    カテゴリ:04.委員会・部会の動き、支部の動き 

 竹中弘忠会長は、台灣區螺絲工業同業公會会員企業より東日本大震災の被災者に対して厚意で寄せられた、義捐金を特に被害の大きかった岩手、宮城及び福島の3県に寄贈するため3県庁を訪問した。

 同会長は大磯義和専務理事と共に、6月29日午前に岩手県・保健福祉部の小田島智弥部長、同日午後に宮城県・保健福祉部の佐々木清司次長、翌日30日午前に福島県・保健福祉部五十嵐宏治参事(兼)社会福祉課長を訪ね、同同業公會より預かった義捐金をそれぞれ1,300万円寄贈した。

 3県への寄贈にあたって、当協会と同同業公會のこれまでの友好関係並びに今回の義捐金を託された経緯について、竹中弘忠会長から「両会は、1年に1回交流の機会を設けており密接な関係を築いている。この義捐金は、陳明昭理事長から東京において直接手渡され当協会を窓口にと託されたものである。(社)日本ねじ工業協会会長として自らお渡ししたい。」と説明を行った。


宮城県庁において
宮城県庁において.jpgのサムネール画像

岩手県庁において岩手県庁において.jpg


福島県庁において
福島県庁において.jpg

台灣區螺絲工業同業公會からの義捐金について
2011年08月15日    カテゴリ:04.委員会・部会の動き、支部の動き 

○ 台灣區螺絲工業同業公會(理事長陳明昭氏)では、東日本大震災の被災者への義捐金を同同業公會会員から募った。
そして、当協会4月理事会開催に先立ち、その集まった義捐金4,600万円の目録が、陳明昭理事長から「被害総額は10兆円を超えると聞いており、微々たる金額ですが、少しでもお役に立てればと思っている。」とのコメントを添えて、竹中弘忠会長へ直接手渡された。
それに対して、同会長より、「陳明昭理事長及び台灣區螺絲工業同業公會会員の皆様に心より感謝申し上げますとともに有意義に使わせていただきます。」とのお礼の挨拶があった。
○ 同理事会終了後、寄贈された義捐金の受贈先、受贈方法等について意見交換を行なった。
それを受け同会長より、理事会におけるご意見を参考に政策委員会・幹部会で義捐金の受贈先、配分方法等について検討を行なう旨の説明があった。

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会合委員会、部会等開催状況 (2011年3月末から7月まで)
2011年08月15日    カテゴリ:04.委員会・部会の動き、支部の動き 

○ 資格委員会(技術委員会資格制度WG)準備会
日時:①4月13日(水)11:00~
②5月17日(火)11:00~
場所:機械振興会館
議題:平成23年度の運営について

○ 建築用ねじ部会
日程:3月28日(火)15:00~17:00
場所:関西支部会議室
議題:○タッピングねじ等に係る建築工事管理指針について
○部会運営について
参加者:12名

○ ねじ産業未来開発プロジェクト推進委員会(未来開発・パブリシティ委員会)
日程:4月21日(木)16:00~
場所:ホテル日航大阪
議題:平成お年度委員会事業について

○ 役員選考委員会
日程:4月21日(木)13:30~14:00
場所:ホテル日航大阪
議題:全支部役員候補報告及び承認

4月理事会
2011年08月15日    カテゴリ:04.委員会・部会の動き、支部の動き 

1.日時 平成23年4月21日(木)14:00~15:20
2.場所 大阪ホテル日航大阪「白鳥の間」
3.出席者数 57名(本人出席32名、代理出席3名、書面をもって議決権を行使する理事22名)
4.議事
冒頭、理事会に先立ち、台灣區螺絲工業同業公會理事長陳明昭氏より、東日本大震災の被災者への同同業公會からの義捐金4,600万円の目録が、竹中会長へ手渡された。(以下、「台灣區螺絲工業同業公會からの義捐金について」参照)
大磯専務理事より本日の理事の出席状況について、本人出席32名、代理出席者3名、書面をもって議決権を行使する理事22名、計57名(欠員2名)で本理事会が有効に成立している旨の報告があった。
竹中会長の開会挨拶の後、経済産業省製造産業局産業機械課係長伊藤昌洋氏より、東日本大震災復興支援に関する施策(補正予算関連(案)等の紹介を兼ね挨拶があった。
竹中会長が議長となり、議事録署名人として議長のほか長谷川副会長、嶋田副会長の2名を選任して議事に入った。

議題1総会付議案件について
(1)平成22年度事業報告書(案)並びに平成22年度決算報告書(案)
大磯専務理事より、資料「平成22年度事業報告書(案)及び資料「平成22年度決算報告書(案)」に基づき、委員会・部会の事業実施状況、会費収入状況及び収支状況について説明すると共に、引当資産として事業遂行引当資産を積立てた旨の説明があった。
議長より、両案を議場に諮った結果、原案どおり承認された。

(2)平成23年度事業計画書(案)及び平成23年度収支予算(案)
大磯専務理事より、資料「平成23年度事業計画書(案)及び資料「平成23年度収支予算(案)に基づき、各委員会・部会等事業計画(案)を説明すると共に、会員の退会に伴う会費収入
減を見込んだ収支予算(案)となった旨の説明があった。
また、事業計画(案)については各担当委員長より詳細の説明があった。
議長より、両案を議場に諮った結果、原案どおり承認された。

(3)次期役員候補等(案)
長谷川副会長(全支部役員選考委員長)より、総会に付議する次期役員候補者については、選考委員方式で選考すること及び各支部の役員選考委員会において次期役員候補者を選定して、本理事会前に開催した「全支部役員選考委員会」で支部毎の役員候補者案を審議検討。そしてその結果、「次期役員候補等(案)」を決定した旨の説明・報告があった。
議長より本案を議場に諮った結果、原案どおり異議なく承認された。

(4)平成23年度会費規程(案)
嶋田副会長・財務委員長より、資料「平成23年度会費規程(案)」について、現行の会費規程を継続いたしたい旨の説明があった。
なお、新会費規定は、実情に即した見直したい旨の補足説明があった。
議長より、平成23年度は現行会費規程を継続することについて、議場に諮った結果、異議なく承認された。
なお、議長より議題1総会付議案件((1)~(4)の各議案)は本日全て承認を頂いたので、来る5月26日(木)開催予定の通常総会に付議し、承認を頂くこととしたい旨の説明があった。

○報告事項
大磯専務理事より、報告事項について、前回報告以降の会議等開催状況、今後の会議等開催予定について説明・報告があった。
以上で議事の全てを終了し、15:20閉会した。

第51回通常総会
2011年08月15日    カテゴリ:04.委員会・部会の動き、支部の動き 

1.日時 平成23年5月26日(木曜日)15:00~16:30
2.場所 WTCコンファレンスセンター「ROOM A」
3.出席者数
正会員総数153名
出席正会員数148名(うち委任状による出席者79名)
4.議事
大磯専務理事から、出席正会員数につき、定款第24条(正会員の過半数の出席により成立)の要件を満たし定足数に達している旨報告。
定款第23条(総会の議長は、会長があたる)の規定により、竹中弘忠会長が議長となった。
議事に入る前に経済産業省製造産業局産業機械課金澤信課長補佐より、ご挨拶及び政府による中小企業への緊急施策等のご紹介があった。続いて議長が本日の議事録署名人に勝谷辰三副会長、長谷川款一副会長及び嶋田亘副会長の3名を指名して議事に入った。

第1号議案 平成22年度事業報告書(案)並びに平成22年度決算報告書(案)承認に関する件
専務理事より、資料「平成22年度事業報告書(案)」及び資料「平成22年度決算報告書(案)」に基づき説明。
続いて監事を代表して田中良典監事が、「去る4月18日に、監事2名が(社)日本ねじ工業協会本部において、平成22年4月1日から平成23年3月31日までの事業年度における財産の状況並びに理事の業務執行状況の監査を行い、貸借対照表、財産目録及び収支計算書は正しく示しており、また理事の職務執行についても法令また定款に違反していないと認める」旨報告。
議長より両案を議場に諮った結果、異議なく承認された。

第2号議案 平成23年度事業計画書(案)並びに平成23年度収支予算書(案)承認に関する件
専務理事が、資料「平成23年度事業計画書(案)」、資料「平成23年度収支予算書(案)」について説明を行った。
議長より本案を議場に諮った結果、異議なく承認された。

第3号議案 平成23年度会費規程(案)承認に関する件
議長より資料「平成23年度会費規程(案)」に基づき、今年度の会費規程は、昨年同様変更を行わないとの説明を行った。
しかしながら平成20年12月の理事会で、新会費規程案の承認を得て、改正することとなっていたが、景気の著しい悪化によりその後凍結していた。
適正な会費金額を定めるため、一度承認された新会費規程を今一度見直し、早ければ来期にも施行したいとの説明を行った。
議長より本案を議場に諮った結果、異議なく承認された。

第4号議案 任期満了に伴う役員改選の件
議長より、資料「任期満了に伴う役員改選の件」に基づき、次期役員候補者は役員選考委員会方式で選任することが理事会で承認されており、この手順に則って作成された役員候補(案)について説明。
さらに、長谷川役員選考委員長より選考経過について説明があった。
議長より本案を議場に諮った結果、異議なく承認された。

第5号議案 新公益法人制度への対応について
平成20年12月1日より公益法人制度関連の法律が施行されており、この法律により従来の財団法人や社団法人等の公益法人は、特例民法法人という位置づけになり、平成25年11月末日までに新しい法人へ移行しなくてはならない。移行する法人には2種類の選択肢があるが、いずれの法人へ移行するにも、内閣府公益認定委員会の認定または認可が必要となる。2つのうちの公益一般社団法人は不特定かつ多数の者の利益増進につながる事業を行うことが必須である。一方もうひとつの選択肢である一般社団法人は、所管官庁の管理下からはずれ、事業内容が自由意思で決定でき、非営利が徹底されている場合は、収益事業のみしか課税されないメリットがある。
従って当協会の場合は、一般社団法人へ移行することが望ましいと考えると専務理事が説明を行った。
議長より本案を議場に諮った結果、異議なく承認された。
この後今期で勇退する役員を報告し、代表して勝谷辰三副会長へ竹中会長より感謝状と記念品を贈呈し、同副会長より謝辞があった。
次に台灣區螺絲工業同業公會から東日本大震災被災者への義捐金の処遇について、特に被害の大きい3つの地方自治体(岩手県、宮城県及び福島県)に寄贈し、当協会会員で甚大な被害を受けた会員に一部を受贈すると議長(会長)より報告があった。
議長は、以上をもって第51回通常総会の議事をすべて終了した旨を述べ、16時30分終了した。