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日東精工の新発想の異種金属接合技術「AKROSE(アクローズ)」がさらに進化
2020年07月04日    カテゴリ:15.会員企業の広報誌・ニュースレター 

15.会員企業の広報誌・ニュースレターの投稿ページです。会報ねじでは、皆様の広報誌、ニュースレター、プレスリリースを掲載し、紹介して参ります。

 

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今回は、日東精工様より届いたプレスリリースをそのまま掲載致します。

 

 ---------------------- 以下日東精工様プレスリリース ----------------------

 

NEWS RELEASE 

2020年7月1日

日東精工株式会社

                                   

新発想の異種金属接合技術「AKROSE(アクローズ)」がさらに進化

~ 異なる金属同士を強固に密着させる「AKROSE HYBRID」を開発 ~

                                   

■ はじめに

日東精工株式会社(代表取締役社長:材木正己、本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑 20 番地、東証1部上場、https://www.nittoseiko.co.jp/)は、2018年に異種金属接合技術 AKROSE(アクローズ)を発表以来、部材間の導電性を重視される電池業界を中心に高い評価をいただいてまいりました。この度、AKROSEの密着性をさらに向上させた「AKROSE HYBRID」を開発し、ラインナップに加えることになりましたのでご案内いたします。

 

■    開発背景

近年、自動車業界や電池業界を中心に軽量化や低コスト化などを企図したマルチマテリアル化の流れが強まっており、これを実現する接合技術の開発が求められています。この要請に応えるべく、当社では冷 間圧造技術をいかした異種金属接合技術 AKROSEを開発しましたが、この度、このAKROSEに冶金的接合である拡散接合を加えたハイブリッド接合技術「AKROSE HYBRID」を開発いたしました。

AKROSE HYBRID は、持続可能な社会の実現につながるお客様のモノづくりを軽量化・資源の効率化 などの面からサポートしてまいります。

 

■    技術概要

AKROSE HYBRIDは、AKROSEで接合された部品を接合材料に適した条件で熱処理することにより、接合界面における原子の相互拡散を生じさせ、接合界面の密着性を原子レベルにまで向上する金属接合技術です。

 Mechanism of joining 2020-07-02.png

element mapping2020-07-02.jpg

■ 特長

(1) 拡散接合が難しい材料にも対応

AKROSE HYBRIDにおいては、接合部材表面に形成された酸化被膜がAKROSEによる接合時の塑性変形により破壊されるため、酸化被膜を除去する前処理などを行うことなく拡散接合が可能です。これにより、酸化皮膜の影響で拡散接合が難しいアルミニウム等についても、比較的容易に拡散接合することが可能です。

 

(2) 接合部の安全性が向上

AKROSE HYBRIDも他の冶金的接合と同様に接合界面には硬くて脆い金属間化合物を生成します。しかし、AKROSEの物理的な引っ掛かり構造から得られる接合構造が金属間化合物層の脆さを補うこと から、接合界面における高い密着性と接合強度とを両立することが可能です。

 

(3) 大量生産が可能

一般的な拡散接合においては、双方の部材を加圧して密着させた状態で熱処理するため、部材同士を加 圧する専用の装置や治具が必要です。しかし、AKROSE HYBRIDでは、AKROSEによる接合段階で新 生面同士が強く密着しているため、熱処理するだけで拡散接合が可能です。

 

■    製品仕様

適用材質 :アルミニウム、銅

部品サイズ :軸径φ3~φ10mm

部品形状 :板部と軸部からなる形状 下図に一例を示します。

product specification2020-07-04.png

   ※上記以外の仕様についての適用もご相談に応じます。

 

■ 今後の展開

(1) 販売開始日 2020 年 10 月予定

(2) 販売目標

2021 年度に月産 100 万個の出荷を目指します。

(3) 販売ターゲット業界

 自動車業界、電池業界、家電業界、電子機器業界、インフラ業界など

 

■    当ニュースリリース発信元

日東精工株式会社 経営企画室 マーケティング課 課長 野田 明範

〒223-0052 神奈川県横浜市港北区綱島東6丁目2番21号 

電話:045-545-3316

 

以上

椿会長より、日本ねじ工業協会創立60周年記念式典延期のお知らせ
2020年06月06日    カテゴリ:12.協会役員ご挨拶 

2020年6月吉日

(一社)日本ねじ工業協会

   会員の皆様

(一社)日本ねじ工業協会

会長 椿 省一郎

 

 

「日本ねじ工業協会創立60周年記念式典」日程変更の件

 

拝啓 初夏の候 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

平素は 当協会活動に御理解と御協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 

さて中国武漢に端を発した「COVID-19 コロナウイルス」による感染症拡大は世界中に蔓延し 未だ終息の目途が見えない状況にあります。

そうした中 会員各社様におかれましては様々な対応をされておられると拝察致しますが、国及び地方自治体からも様々な緊急経済対策が示されており、それら支援策について協会としてお役に立てることはないかとアンケートを送付させて頂きました。また支援策の他でもお困り事が有りましたら事務局までご連絡を頂戴できれば幸甚に存じます。

 

さて当協会創立60周年記念式典を本年(2020年)11月11日に挙行するべく「創立60周年記念委員会」で準備をして参りましたが、記念式典を行う為には「COVID-19 コロナウイルスによる感染症拡大の終息宣言」が大前提と思っております。さらには御招待する方々の「安心・安全」が担保されていなければなりません。つきましては記念式典を本年度内で年度末ぎりぎりの下記日程に変更致しますので御了承の程、宜しく御願い申し上げます。

敬具

 

 

日 時   2021年(令和3年) 3月26日金曜日 13時より

 

場 所   東京品川 「グランドプリンスホテル高輪」

 

 尚、同時期までに「COVID-19 コロナウィルスの終息」がみられない時は

 改めて開催日時等を検討致します。

 

2020年6月1日 「ねじの日」に寄せて
2020年06月01日    カテゴリ:12.協会役員ご挨拶 


2020年「ねじの日」に寄せて

一般社団法人日本ねじ工業協会Mr.Tsubaki.png
会長  椿 省一郎

 新型コロナウイルスの発生と全世界への急激な感染症の蔓延は、しかもワクチンも治療薬もない中での対処として、人と人との交流遮断が唯一の感染拡大をおさえる手段となっている状況におかれてみて、人と物と情報の相互交流の重要性を改めて認識する機会となりました。

 ねじは、あらゆる分野で使用され役立っている基礎部品であり、なくてはならないものです。まさに「この世はねじでできている」です。それだけにその需要と供給をつなぐ人・物・情報の相互交流は、ねじ産業の血流とも言え、その量・質・速度・頻度・鮮度・密度・確実性が盛衰を左右します。

本年6月1日「ねじの日」は、ねじ業界に携わる我々がその重要性を鑑み、これからの相互交流の在り方、たとえば人・物・情報の相互交流のパイプを太くする、重層化する、複線化する、ネットワークを組む、多拠点化する、手段を変える、多岐化する、複数化するなどを改めて考えてみる日に出来ればと思います。当協会としても、外出自粛の折、情報共有が益々重要となってきており、諸課題への対策検討などは、デジタルツールを活用したWeb会議を主催するなどしていかなければならないと思います。
 
 さて、たとえどんな時代が来ようとも、「ねじ」はあらゆる産業に必要不可欠な締結部品として重要な役割を担っており、これからもお客様からの高度な要求に応えながら、引き続き日本のモノづくりを支えていかなければなりません。そこで求められてくるのは、これからの時代を支える人材の質を高めるための「人づくり革命」、さらなる生産性を高めるための「生産性革命」、情報収集/発信をして情報共有するための「デジタル革命」が不可欠となると考えます。その中にあって当協会が、皆様から常に必要とされる業界団体であるためには、会員の皆様のためにどのようなサービスを提供すべきかを模索していければと思っておりますので、今後とも皆様からの更なるご指導、ご鞭撻を心からお願い申し上げる次第です。

 最後になりましたが、皆様方の今後の更なるご発展並びにご健勝、また一日も早くコロナ感染が終息することを心よりご祈念申し上げて、「ねじの日」のご挨拶とさせていただきます。

未来開発・パブリシティ委員会がZOOMミーティングトライアル
2020年05月22日    カテゴリ:06.未来開発・パブリシティ委員会の特集記事 

新型コロナの感染拡大防止のため、会合が持ちにくくなってから久しいですが、今リモート会議に注目が集まっています。

昨日は、未来開発・パブリシティ委員会の正副委員長会議(委員長:藤田守彦副会長)をZOOMミーティングで行いました。今後の活動計画について議論したものです。東京と大阪を結び、無事会議を終了することができました。

委員長はじめ会議に参加したみなさんからは、「非常事態宣言下で移動が制限される今こそ、こういうテクノロジーを使って、活動を停滞させることなく、一歩でも前に進めたい。」との力強い感想をいただきました。(未来開発・パブリシティ委員会事務局:高橋記)

 

ZOOMMeeting 2020-05-22 7.59.47.jpgZOOMMeeting 2020-05-22 7.57.53.jpgエクセルを画面共有して活動計画の討議

 

 

日東精工の連結子会社の株式会社伸和精工に新工場完成
2020年04月22日    カテゴリ:15.会員企業の広報誌・ニュースレター 

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 ---------------------- 以下日東精工様プレスリリース ----------------------

 

NEWS RELEASE

 

2020年4月20日 

日東精工株式会社

                                            

連結子会社の株式会社伸和精工に新工場完成

~ 自動車・医療機器分野への展開を視野に、プレス製品の大型化と生産能力拡大へ ~

                                            

 

日東精工株式会社(本社・工場:京都府綾部市 社長:材木正己)の連結子会社である株式会社伸和精工(本社・工場:長野県上伊那郡箕輪町 社長:小澤强)が、新たに取得した土地に新工場を建設。このほど完成し稼働を開始いたしました。

本新工場は、日東精工グループにおける成長戦略の一環として、自動車や医療機器向けな ど、新しい分野へのプレス製品の展開を目指すものです。今回の工場建築においては、新規に200トンプレス機など複数のプレス機に加え、炭化水素洗浄装置や画像測定装置、大型クレーン装置を導入し、大型サイズの案件への対応、ならびに品質管理の強化を図っています。また、生産性のムダや作業者動線のムダを無くすため、インダストリアルエンジニアリング (生産工学)の考え方を取り入れ、工場のレイアウトを一から設計することにより、安全で生産効率の良い工場を目指してまいります。

 

■    背景・目的

当社は、海外に8か国・地域を含め32社のグループ会社を有し、グローバルなモノづくりを展開しています。当社事業が自動車業界へシフトする中でより付加価値の高いプレス品および金型技術の入手が課題であると考え、2018年5月に株式会社伸和精工を子会社化いたしました。伸和精工においては、高難度の精密プレス加工はもとより、順送金型による冷間鍛造加工、絞り加工、超精密部品加工などを得意としております。

昨今、自動車業界への受注増加に加え、大きい形状や複雑、微細な加工のご要望を多くいただく機会が増えてまいりました。また、従来から製造しております医療関係部品においても生産増加の傾向にあることから、製品の対応や納期などのご要望にお応えすることが課題となっておりました。

本新工場の稼働により、生産能力を従来比 30%高めるとともに、自動車向け販売を強化してまいります。

press products 2020-04-22 13.19.11.png

大物プレス部品

Precise press products 2020-04-22 13.19.24.png

精密プレス部品(超小物・端子部品)

 

■ 新工場の概要

  名称 : 北工場 

  敷地面積 : 約3,000m² 

  建屋面積 : 約2,000m²

appearance of the factory2020-04-22 13.19.34.png北工場外観

 

Inside of the factory 2020-04-22 13.19.44.png

北工場内部

office 2020-04-22 13.20.11.png

北工場事務所

 

■    本件に関するお問い合わせ先

            【東京支店】神奈川県横浜市港北区綱島東 6-2-21

               日東精工株式会社 経営企画室 マーケティング課 課長 野田 明範

               TEL:045-545-3316  FAX:045-545-6935

以上

 

 

新型コロナ緊急事態宣言の発令への対応について
2020年04月16日    カテゴリ:10.事務局からのお知らせ 

2020年4月13日

 

会 員 各 位

 

一般社団法人日本ねじ工業協会

会 長  椿 省一郎

 

緊急事態宣言の発令への対応について

 

日頃より当協会の事業にご理解ご協力をいただき、誠にありがとうございます。

2020年4月7日に発令された緊急事態宣言に対し、緊急事態対応として、4月13日から5月6日までの間、次のとおり対応させていただきます。

 

1.事務局の執務体制について

(1)緊急事態宣言発令期間中は、原則として在宅勤務にて業務を実施します。

(2)毎週月曜日は、情報共有・事務連絡のために出勤し、業務を実施します。

(3)在宅勤務中の連絡は、メール(honbu@fij.or.jp)でお願いします。

 

2.会議について

(1)  緊急事態宣言発令期間中に予定されていた会合や行事等は、延期又は中止とします。

(2)  5月21日に予定しています総会、理事会、執行役員会は、事前に理事会でご承認を頂けましたら、書面審議にて実施したいと考えています。

 

3.協会の対応について

(1)  役所への相談・助成金・困りごとの連絡窓口(大磯の携帯電話090-4678-5967)を設置します。

(2)  新年度の予算執行に当たり、経済的負担の軽減等について、総会で審議検討し、速やかに結論を得るようにしたいと考えています。

 

(問合せ連絡先) 専務理事 大磯義和

                                事務局長  荻上和彦

         電話(03)3434-5831 FAX(03)3434-0546

         大礒携帯電話 090-4678-5967

         荻上携帯番号 090―5774-5464

 

以上

日東精工の分析機器製造子会社「日東精工アナリテック株式会社」が事業開始
2020年04月03日    カテゴリ:15.会員企業の広報誌・ニュースレター 

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NEWS RELEASE 

2020年 4月2日 

日東精工株式会社

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分析機器製造子会社「日東精工アナリテック株式会社」事業開始

~ 三菱ケミカル株式会社より全数株式取得にて子会社化 ~

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■    はじめに

日東精工株式会社(本社・工場:京都府綾部市 代表取締役社長:材木正己)は、三菱ケミカル株式会社より、同社子会社で分析・計測機器等の開発、製造、販売、メンテナンスを手掛けている株式会社三菱ケミカルアナリテック(本社:神奈川県大和市 代表取締役社 長:石丸元国)の全株式を4月1日に取得し、同日、新会社名を「日東精工アナリテック株式 会社」として事業開始いたしました。

 

■    背景・目的

当社は、海外 8か国・地域を含め 31 社のグループ会社を有し、グローバルにモノづくりを展開しております。近年は積極的なM&A 等により子会社を拡充し、さまざまな強みを持つ 企業体に成長してまいりましたが、中期経営計画「NITTOSEIKO Mission "G"」の戦略テーマの取組みとして、さらなる事業領域の拡充を掲げており、当社事業セグメントのひとつである、流量計など計測・制御事業の強化に取り組んでまいりました。

日東精工アナリテック株式会社は、特に元素計や水分計などの製品が世界中で高く評価 されている上、各種分析機器の製品ラインナップも豊富であり、今後当社流量計測機器、部 品検査装置、地盤調査機などの計測機器との販売、開発、製造面でのシナジーを期待してい ます。

また、当社が SDGs(持続可能な開発目標)の取組みを強化する中で、価値創造モデルのマテリアリティのひとつである「環境共生」の実現に向け、地球温暖化や大気汚染、水質汚濁といった社会課題の解決サポートにも貢献が期待されます。

 

■    日東精工アナリテック株式会社の会社概要

 旧三菱油化株式会社環境分析部門と、旧三菱化成株式会社システム機器部門を母体に、元素計をはじめとする分析機器を手がけ、その後株式会社三菱化学アナリテックから株式会 社三菱ケミカルアナリテックに社名を変更し事業運営をしてまいりました。この度 4 月 1 日 の同社株式取得により、社名を「日東精工アナリテック株式会社」として、当社 32 社目のグループ会社として事業を開始いたしました。

人と社会と地球に快適さを追い求め、独自の先端技術を駆使し、分析、計測機器の開発・ 製造を行うだけでなく、国内においては各都道府県、海外においては 80 か国における代理 店を構え、国内各地においては、数多くのセミナーを開催し、お客様に安心してご使用いた だける環境づくりに積極的に取り組んでおります。

NittoseikoAnalytech 2020-04-03 8.30.59.png

 

■ 日東精工アナリテック株式会社の主要製品群

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■ 日東精工アナリテック株式会社のロゴマーク

Logotype of NittoseikoAnalytech2020-04-03 8.31.26.png 

■    日東精工株式会社 会社概要

 日東精工株式会社(東証一部上場)は、工業用ファスナー(ねじ)や自動組立機械(ねじ締め機)、計測・検査装置などを製造販売するメーカです。ねじ・ねじ締め機は大きなシェアを誇り、締結・組立・検査における「ファスニング・ソリューション」を展開しています。台湾、香港、タイ、インドネシア、マレーシア、中国、韓国、アメリカの各国・地域に拠点を設け、世界中のモノづくりをサポートしています。

 

■    本件に関するお問い合わせ先

 【東京支店】神奈川県横浜市港北区綱島東 6-2-21

日東精工株式会社 経営企画室 マーケティング課 課長 野田 明範

TEL:045-545-3316  FAX:045-545-6935

以上

日東精工が、冷間圧造・転造技術を利用した『ギヤ部品』の開発
2020年04月02日    カテゴリ:15.会員企業の広報誌・ニュースレター 

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NEWS RELEASE 

2020 年 4 月 1 日

日東精工株式会社

 

                                

冷間圧造・転造技術を利用した『ギヤ部品』の開発

~ 切削加工等と比較し大幅なコストダウンを実現 ~

                                

■ はじめに

日東精工株式会社(代表取締役社長:材木正己、本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑 20 番地、東証 1 部上場、https://www.nittoseiko.co.jp/)は、この度、冷間圧造および転造技術を利用した「ギヤ部品」を開発いたしました。同製品は、2020 年 4 月 1 日より本格的に販売を開始いたします。

 

■    開発背景

近年、自動車業界を中心に電動化が進み、ギヤ (歯車)部品の大量生産を求められるようになってきました。従来のギヤ部品は、一般的に切削加工や研削加工で仕上げられるため、材料屑の発生による材料の損失が生じ、かつ多くの加工時間を要しておりました。そのため、高コストになることや生産能力の確保が難しく、他工法への切り替えを検討される機会が増えておりました。

このような背景から、切削加工等を用いないギヤ部品の開発に取り組み、これまで当社で培われた工業用ファスナー(ねじ)の製造技術を活かした、冷間圧造・転造加工によるギヤ部品の開発に成功しました。今後当製品の市場供給を通じ、大量生産への対応および大幅なコストダウンを実現し、お客様のモノづくりを強力にサポートしてまいります。

 

■    製品概要

工業分野においては、様々な製品でギヤ部品が用いられています。その中でもウォーム(ねじ歯車)とウォームホイール(はすば歯車)を組み合わせたウォームギヤは、機構を小型化する上で需要も多く、その種類も豊富です。このような市場の状況を踏まえ、ウォームやウォームホイールの開発を進めました。様々な形状のギヤ部品についても製造可能です。

 An example of a product2020-04-02 8.37.52.png

製品例


Macrophotography of worm2020-04-02 8.37.41.png

ウォーム部の歯部拡大写真

 

■ 特長

(1)大幅なコストダウンが可能

切削加工による歯車の製造と比較した場合、加工時間は 1/5 程度になります。また、圧造・転造加工は 切削屑が出ないため、材料費を低く抑えられます。このため、切削品から切り替えることで幅なコストダウンが可能になります。

 

(2)滑らかで美しい仕上がりを実現

ウォーム部を転造で仕上げているため、歯面が滑らかで、表面粗さ Rz3.2 と美しい仕上がりも可能となります。また、転造加工による加工硬化で傷にも強く、これらによって、本ギヤ部品は動作時に高いレベルの静寂性を実現します。

 

(3)製品ごとの寸法のばらつきを抑制

圧造・転造は金型を用いた加工になります。同一金型で加工されたギヤ部品は寸法精度のばらつきが少ないため、ギヤ部品の組付け精度や組立効率を高めることが可能です。

 

(4)ギヤ部品自体の強度を向上

冷間圧造および転造加工を用いて成形したギヤ部品は、ファイバーフロー(金属組織の流れ)が切断されないため、切削や研削加工に比べると強度が高まります。

 

■    製品仕様の一例

ウォーム

モジュール :0.2~0.6

圧力角 (度):20

条数 :1 条、2 条

歯先円直径(mm):2.2~6.1

基準円直径(mm):1.8~4.9

歯底円直径(mm):1.3~3.4 

※上記以外の仕様・ウォーム以外のギヤ部品についてもお気軽にご相談下さい。

 

■ 今後の展開

(1)販売開始日

 2020年4月1日

(2)販売目標

2021 年度に月産 50 万本の販売を目指します。

(3)販売ターゲット業界

自動車業界、家電業界、カメラ業界、OA 機器業界、玩具業界など

     

■    当ニュースリリース発信元

日東精工株式会社 経営企画室 マーケティング課 課長 野田 明範

〒223-0052 神奈川県横浜市港北区綱島東6丁目2番21号

電話045-545-3316

以上

日東精工の健康経営の取り組みが評価され、「健康経営優良法人 2020」に認定
2020年03月10日    カテゴリ:15.会員企業の広報誌・ニュースレター 

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NEWS RELEASE

 

2020年3月9日 

日東精工株式会社

                                   

健康経営の取り組みが評価され、「健康経営優良法人 2020」に認定

~ 事業活動の原動力は人財と捉え、従業員の健康管理を戦略的に取り組んでいます ~

                                         

 

 日東精工株式会社(代表取締役社長:材木正己、 本社:京都府綾部市井倉町梅ヶ畑 20 番地、 東証1部上health and productivity2020 2020-03-10.pngURL:https://www.nittoseiko.co.jp/) は、社員の健康の維持・増進の取り組みを経営の視点から考え、戦略的に実践している法人に与えられる「健康経営優良法人 2020」を本年 3 月 2 日付で、経済産業省から認定されたことを発表いたします。

 

■    背景

当社は、健康を増進し、よい人づくりを行うことを社是にうたい、30 年以上も前から健康で働きやすい職場環境づくりに努めてまいりました。2019 年から始まった中期経営計画 「NITTOSEIKO Mission"G"」の戦略テーマにも「健康経営」の概念を盛り込み、社員のQOL (生活の質)向上に取り組んでまいりました。その結果 2020 年 1 月には、「健康優良企業認定証『銀』」を取得しております。

今回、戦略テーマの達成に向け、「健康経営」による更なる社会的信頼を得るため、経済産 業省が発行する「健康経営優良法人 2020(大規模法人部門)認定」を取得いたしました。

 

■    健康優良法人 2020(大規模法人部門)とは 

健康優良企業認定制度は、優良な健康経営に取り組む法人を「見える化」し、「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業」として認定される制度です。認定基準においては、経営者の自覚や法令遵守はもとより、定められた「認定の基準と要件」に基づき審査を受け、健康経営の実践に向けた基礎的な土台づくりとワークエンゲージメントといった企業の取り組みが、一定以上を満足した企業に対して、経済産業省が発行する「健康経営優良法人2020」の認定証が交付されます。

 

■    今後の取り組み

従業員及び家族の健康は、会社にとってもかけがえのない「財産」であると考え、ひとりひとりの多様性に応じた、心と体の健康を自ら考えて行動できる人づくり、環境づくりを推進し、組織を活性化し生産性を高めることで、さらなる企業価値向上を図ってまいります。

また、本社のみならず国内外の日東精工グループ企業に、健康経営を展開してまいります。

 

■    会社概要

 日東精工株式会社(東証一部上場)は、工業用ファスナー(ねじ)やねじ締め機、計測・検査装置などを製造販売するメーカーです。世界で初めて精密ねじの量産化を成功させ、精密ね じ、セルフタッピンねじでは、大きなシェアを誇ります。 人口3 万人余りの京都府綾部市に本社を置きながら、8 か国 31 社のグループ企業を有し、「よい自己をつくり、よい仕事をし、よい貢献をする」という社是に基づき、地域の雇用と発展に寄与することを目指しております。

 

■    本件に関するお問い合わせ先

  【東京支店】神奈川県横浜市港北区綱島東 6-2-21

   日東精工株式会社 経営企画室 マーケティング課 課長 野田 明範

    TEL:045-545-3316  FAX:045-545-6935 

 

 

日東精工が元素計、水分計などの開発販売を手がける、 株式会社三菱ケミカルアナリテックの株式を取得
2020年03月01日    カテゴリ:15.会員企業の広報誌・ニュースレター 

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NEWS RELEASE

2020年 2月28日

日東精工株式会社

                                    

元素計、水分計などの開発、販売を手がける、

株式会社三菱ケミカルアナリテックの株式を取得

~ 中期経営計画の戦略テーマ「事業領域の拡大」をを加速 ~

                                    

■    はじめに

日東精工株式会社(本社・工場:京都府綾部市 代表取締役社長:材木正己)は、三菱ケミ カル株式会社の子会社で、分析・計測機器等の開発、製造、販売を手掛けている株式会社三菱ケミカルアナリテック(本社:神奈川県大和市 代表取締役社長:石丸元国)の全株式を取得し、子会社化することを発表しました。

本子会社化は、昨年よりスタートしました中期経営計画「NITTOSEIKO Mission"G"」 の戦略テーマのひとつ、日東精工グループのさらなる事業領域の拡充を視野に入れたものであり、流量計など当社事業セグメントのひとつである計測制御システム機器等とのさまざまなシナジー効果を発揮させてまいりたいと考えております。

■    背景・目的

当社は、海外 8か国・地域を含め 31 社のグループ会社を有しグローバルにモノづくりを展開しています。近年は、拠点拡充策やM&Aによる事業領域の拡大策によって、さまざま な強みを持つ企業体に成長してまいりました。その一環で、当社事業セグメントの中でもセ ンシング技術を活かし幅広い産業で貢献している計測制御事業は、グローバルな視点でさ らなる成長が期待でき、その戦略を一層加速させるため本株式取得を進めてまいりました。

当社は 1949 年より流量計測機器を製造し、化学、食品、飲料、医薬、造船等の業界へ販 売を行っております。近年は流量計単体からシステム制御装置まで製品構成を拡大すると ともに、戸建て住宅の施工前調査用として高いシェアを誇る地盤調査機や、カメラを使った 部品の画像検査機を手掛けるなど事業の拡充を図ってまいりました。

株式取得会社は、三菱ケミカル株式会社の子会社として、分析、計測機器を製造、販売し ており、とりわけ元素計や水分計で高いシェアを有し、海外への販売ネットワークを有して います。

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本製品の販売先が当社流量計販売ターゲットと共通であるところも多く、株式取得会社 と当社における下記の事業シナジー効果が期待されます。

 1 両社の顧客に製品を販売することによる売上拡大 

 2 両社の技術、ノウハウを活用した製品開発力の向上 

 3 当社の海外拠点や製造拠点の活用による製造販売体制のさらなる充実

 

■    異動する子会社(三菱ケミカルアナリテック)の概要

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■    今後の日程

契約締結日 2020年2月28日

 株式譲渡日 2020 年 4 月 1 日(予定)

 

■    [株式譲渡会社] 三菱ケミカル株式会社 会社概要

 三菱ケミカル株式会社は、機能商品や素材を取扱う日本国内最大の大手総合化学メーカです。連結売上収益は 2 兆 6,617 億円(2018 年度)、グループ会社数は約 350 社を有し、幅 広い分野で多彩なソリューションを提供し、あらゆる産業の基盤と人々の生活を支えてい ます。

 

■    [株式取得会社] 日東精工株式会社 会社概要

 日東精工株式会社(東証一部上場)は、工業用ファスナー(ねじ)や自動組立機械(ねじ締め機)、計測・検査装置などを製造販売するメーカです。ねじ・ねじ締め機は大きなシェアを誇り、締結・組立・検査における「ファスニング・ソリューション」を展開しています。

 台湾、香港、タイ、インドネシア、マレーシア、中国、韓国、アメリカの各国・地域に拠点を設け、工業用ファスナーメーカの先駆け的存在としてアジアでの地位を確立しています。

以上

■    本件に関するお問い合わせ先

【東京支店】神奈川県横浜市港北区綱島東 6-2-21

日東精工株式会社 経営企画室 マーケティング課 課長 野田 明範

TEL:045-545-3316  FAX:045-545-6935